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皆さま、本日のショーにお集まり頂きありがとうございます、ダーリン(darling)です。今後も僕を喜ばせてくれるもの、心地良くしてくれるものを探求してみます。皆さま、ごゆっくりどうぞ。
by oh_darling66
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*おしらせetc.
6月25日更新

**今月、ようやくにして、2回目の更新です(^^;

●鶴岡八幡宮・舞殿

今回は、先日訪れた六月中旬の鎌倉についての雑感を、そして、鎌倉と言えば小津安二郎、小津映画と言うわけでもあり、ここいら辺りについても少々ゆるりだらりと^^書いています。
≪→こちら!




6月7日更新

**さて、6月最初の御挨拶を…。

そう、そろそろ夏休みの予定などを漠然と考え始める頃ですよね。今年は南国に行きたいなぁ、9月以降の安く行ける時にでも^^ ≪→こちら!


●バリ島の寺院にて

●『アコークロー』・・・6月16日公開


4月21日更新

**さて、久々の更新です。
今回は、上映最終日(4/6)にようやく鑑賞が叶った『叫』(2006/黒沢清)についてゆるゆると鑑賞メモを書きまとめてみました~。お暇なおりに眺めて頂ければ幸いです~
≪→こちら!


3月17日更新

**さて、この3月ようやくにして^^ふたつめのエントリーは、『ディパーテッド』(2006/スコセッシ)の鑑賞メモです!
≪→こちらから!
当方の「オスカー受賞予想結果」なども併せてエントリーしましたので、お暇なおりに眺めて頂ければ幸いです~!≪→こちら~!



2007年1月14日

**本日未明、中途半端なままに為っていた「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」をようやく完結させました!≪→こちら!


2006年12月18日

**昨日、途中まで書いてアップしておいた『イカとクジラ』の鑑賞メモですが、今朝、完成させました~! 師走に相応しい「走り書き」^^レヴェルのものに過ぎませんが、お暇なおりにでも眺めて頂ければ幸いです~。
≪→こちら~!



各種サッカー試合中継等は、こちら〔◆TV日刊から検索できます。


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■〔映画雑談Vol.30〕キム・ギドク新作映画『絶対の愛』(※2007年3月公開)鑑賞前メモ他
1.キム・ギドク最新作『絶対の愛』、2007年3月より渋谷・ユーロスペースにてロードショー & 2月24日よりキム・ギドク監督作品回顧「スーパー・ギドク・マンダラ」開催!!≪→こちら

2.『サラバンド』(2003/ベルイマン)のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ≪→こちら

―& 今年最初の映画鑑賞(『ディパーテッド』)が叶いました!≪こちら



おはようございます、ダーリン/Oh-Wellです。
昨日(1/21)の日曜日、ここ東京は、朝から薄曇の空模様で肌寒い一日でしたし、この未明からは雨も降り始めたようです。愈々(いよいよ)、この1月下旬から2月に架けては油断のならぬ寒さが訪れるのかもしれませんねぇ…。


*********

さて、漸(ようや)くにして^^今年2回目の更新です。

私、一昨日(1/20)は、これまた漸(ようや)くにして、今年初めて映画館に足を運んで参りました。この2007年、僕ら夫婦の最初の映画鑑賞と相成ったのは、この日が封切初日だった『ディパーテッド(2006/マーティン・スコセッシ)』〔◆IMDbMovie Walkerです!!


これは、僕など、暴力を扱った際のスコセッシの良い面が出た、つまりは、映画ならではのパワフルさと妙味を兼ね備えた中にスコセッシらしい痛烈さが迸(ほとばし)る映画時間を為し得た、例えば、『グッドフェローズ(1990)』〔◆IMDbあたりにも通じるようなスコセッシ映画だとも思え、ともかく、この152分のスコセッシの新作をワクワクとスリリングな思いで堪能出来ました!!

一息に鑑賞所感等を書いてみたくもあったのですが、矢張り、改めて落ち着いて^^僕なりに本作から享受出来たものを顧みた上で何がしかのエントリーを果たせればと今は思い直しています。(→◆3/17、『ディパーテッド』の鑑賞メモをエントリー!


*********

―と云う訳で、

今回のエントリーでは、先だって、黒猫のうたた寝/にゃんこさんが当方の本年初エントリー「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」へのコメント中で触れてくださった『サラバンド』キム・ギドク監督の新作について触れてみたいと思います。


*
* まずは、にゃんこさん、今回のコメント、誠にありがとうございました!

にゃんこさんがコメント中で触れてくださった二つについては、僕も何らかの形で書いておきたいと思っていましたので、これを良い機会とさせて頂き、『サラバンド』〔◆IMDb公式サイト〕のデジタル・ハイヴィジョン映像について、また、愈々この3月から公開されるキム・ギドク監督〔◆IMDb〕の新作『絶対の愛』(2006)についての覚え書きにゃんこさんへのお返事を兼ねて書かせていただきます。


『サラバンド』(2003/ベルイマン)のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ

>猫も「サラバンド」は地元で公開されていないので
>DVDになっちゃうかもしれませんが、チェックさせていただきます(笑)



僕は、本作〔◆当ブログ内メモ(『サラバンド』に於ける写真の覚え書き)〕を昨年10月の終り頃に渋谷の「ユーロスペース」という映画館で鑑賞しました。

そう、これがベルイマン(1918年生まれ)の或いは遺作になるのだろうと言う思いも多分にあって鑑賞しに行ったのですが、実際目の当たりにした本作は、僕なりに大まかに言えば、ベルイマンにとっては初のデジタル・ハイヴィジョン・カメラで撮影されたやや不気味ですらある程にクリアな映像が結果的には功を奏し、例えば、彼の1960年代の諸作にも通じるような鋭い人間観察によって紡がれる登場人物たちの葛藤、苦悩の姿が直裁に観る者に迫って来るようなスリリングな映画時間と為っているものと感じ取れました。


*********

先述したユーロスペースでは、本作のデジタル・ハイヴィジョン・カメラで撮られた映像を活かすために(※つまりは、ベルイマンの意向に沿う形で)デジタル・ハイヴィジョン対応のプロジェクターで映写上映が為されました。ただ、この上映設備を持っていない映画館での上映もあった/ある訳で、僕の或る友人が話すところによれば、この画質を活かせる上映設備がある映画館とそうでない映画館では映像の印象は自ずと異なってしまうはずだとのことです。


そして、これも、先の友人から聞かされた話なのですが、『サラバンド』をデジタル・ハイヴィジョン画質そのままのクオリティでソフト化するには、それは次世代ヴィデオ(ブルーレイ、HD-DVD)によってしか有り得ないらしく、もし、DVDヴィデオ化されたとしたら、それは、画質を落としてスタンダート化されたものとのことです。もっとも、それでも並みのDVDの映像よりは優れたものとはなるらしいのですが…。

ともかく、映像そのものが過渡期に来ていますよね。




キム・ギドク最新作『絶対の愛』、2007年3月より渋谷・ユーロスペースにてロードショー & 2月24日よりキム・ギドク監督作品回顧「スーパー・ギドク・マンダラ」開催!!

>あとは・・・「うつせみ」 早く観なくっちゃ^^;


本作『うつせみ』〔◆当ブログ内鑑賞プチ・メモは、僕がこれまでに鑑賞して来たギドク映画鑑賞作品中最も耽溺した一本と為っていますし、また、鑑賞後しばらくたって愈々さまざまに思いを及ぼす映画と為っています。ともかく、一見の価値がある映画かと素朴に思えています。機会があれば是非とも!!

さて、僕は、昨年ようやくキム・ギドクの映画に接し始めました。ことに、昨年日本で初公開となったギドク映画2本(『うつせみ(2004)』『弓(2005)』)を鑑賞出来たことは、僕に取って、昨年に於ける新作映画鑑賞中の大きな収獲の一つと為っています。ただ、『弓』は封切当初の鑑賞が叶ったものの、『うつせみ』はロードショー公開時には残念ながら見逃してしまいDVDヴィデオでの鑑賞だったことが今だに悔やまれます。


>3月にはキム・ギドク監督の新作も公開されますね。
>うちの地元じゃ、いつ観られるかわかりませんが
>鑑賞できるのが楽しみです。



そう、キム・ギドク監督が2006年に撮った新作映画、愈々、3月の公開ですね!!

この、日本語に直訳すれば「時間」となる原題を持つ映画、日本でのタイトルが『絶対の愛』〔◆IMDb…。この邦題、僕など、最初に目の当たりにした際には少々途惑いを持って受け止めました。

僕は、例えば『うつせみ』という邦題に於いては、日本人の観念性、美意識に摺(す)り寄せた、やや、綺麗過ぎる邦題ではないかとの思いをいだきつつも、韓国語原題を日本語に置き換えると「空き屋」とでも為ることを踏まえて考えれば、まぁ、受け入れてしまえますし、


また、『うつせみ』の鑑賞プチ・メモにも書いたことですが、米国マーケットに於ける“3-iron”という、本作で印象的に登場する兇器をぽんと据えた即物的なタイトルにも、ギドク映画をめぐるに相応しい反語的なタイトルの付け方だよなぁ…等と感心もし納得も出来るのですが、

さて、「時間」に対しての邦題『絶対の愛』、ギドク・ファンの僕らを納得させてくれるものと為っているのか否か…。一つには、こんな点からも^^、ギドク映画のこの新作の鑑賞が待ち遠しく為って来ています。

●『絶対の愛』(2006)


*********

ともかく、キム・ギドクの新作『絶対の愛』は、2007年3月、渋谷・ユーロスペースにてロードショー公開される訳ですが、これに先立っての「スーパー・ギドク・マンダラ」と冠された、これまでのギドク監督諸作の回顧上映(※長編2作目『ワイルド・アニマル(1996)』から『弓(2005)』までの全11作が上映される)が実施されることも多くのギドク・ファン、映画ファンにとっては貴重なものでしょう。僕も、昨年映画館で観そこなっている『うつせみ』(2004)を始め、また、『魚と寝る女(2000)』〔◆IMDb|※下Ph〕『受取人不明(2001)』〔◆IMDb等々の劇場未鑑賞作品を出来るだけ観ておきたいと思っています。



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◇キム・ギドク レトロスペクティヴ「スーパー・ギドク・マンダラ」

開催期間:2月24日(土)~3月16日(金)
場所:ユーロスペース
※連日レイトショー9:10PM~、他モーニングショーあり
日本未公開作品を含む、長編第2作からの全作品を一挙上映!

尚、詳細は『絶対の愛』公式サイト等で各自ご確認のほどを~!
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補足)

そう、この回顧上映以外にも、幾つかのイヴェントがあるようなので、以下に、そのあれこれを^^僕自身の覚え書きとして置いておきます。


◇キム・ギドク監督が参加する来日記念パーティー

開催日時:2/24(土)7:00PM-9:00PM
会場:Prologue(ユーロスペース1F)

※パーティー参加チケット+3本鑑賞できるセット券を6000円で絶賛発売中!(劇場窓口限定)
※2/24(土)9:10PM~の『ワイルド・アニマル』の舞台挨拶付き上映には使用不可。


◇2/24(土)はキム・ギドク監督の舞台挨拶付き上映!

※チケットぴあにて2/10(土)より整理番号付特別鑑賞券発売


◇「絶対の愛」特別鑑賞券(税込み¥1,400)発売中

※劇場窓口で購入の場合は『絶対の愛』本編生フィルム(オリジナルポストカード付き)がプレゼントされる。(数量限定)


―という訳で、にゃんこさんのお陰でもって、今回ようやく今年2回目のエントリーが果たせ当ブログも両目が開きました。^^

それでは、にゃんこさん、皆さん、今日月曜日が良き一週間の始まりと為りますよう!!


〔■キム・ギドク新作映画『絶対の愛』(07年3月公開)鑑賞前メモ他・完〕

by oh_darling66 | 2007-01-22 06:32 | *映画雑談
■〔映画鑑賞メモVol.14〕『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)& more...
1.『サラバンド』(2003/ベルイマン)鑑賞プチ・メモ≪→こちら
2.『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)鑑賞メモ≪→こちら
3.『百年恋歌』(2005/ホウ・シャオシェン)鑑賞前メモ≪→こちら



おはようございます、ダーリン/Oh-Wellです。

11月4日の朝を迎えました。^^
11月3日の「文化の日」を含むこの3連休、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、この3連休を使って、紅葉見物〔◆全国紅葉名所カタログ2006~Walkerplusに出かけられている方、今日、明日にお出かけ予定の方も多いことかと思います。

僕の住む東京や東京近郊の紅葉の見頃はこの11月の中頃以降のようですから、わが家では、その頃に適当なところへ紅葉見物にでも出かけて来ようかと思っています。出来れば、温泉なども兼ねて...


******

さて、私め、一週間ぶりの更新をしようと思いながらも、いざ、連休に入ってしまえばのんびりとするばかり…^^

そう、先週の金、土、日には、それぞれ、『楽日』(2003/ツァイ・ミンリャン)『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)『サラバンド』(2003/ベルイマン)の鑑賞と相成った訳ですが、それらの鑑賞の余韻でもって、この一週間ほどは良い意味合いで満腹状態になっているがゆえに、「鑑賞メモ」等を書けないでいる部分もありましたねぇ…。(⇒※3本の映画の鑑賞前メモは、こちら

これら3本の映画は、僕に取って、実に、三者三様の映画ぶり、オリジナリティーを持った映画たちでした。それぞれがそれぞれに完結した魅惑的な映画時間を持っていて、個々に異なる余韻を残してくれました。そして、僕に取って、一度の鑑賞では勿体無い映画たちのようにも思えています。

・・・そう、『サラバンド』『父親たちの星条旗』の双方にあっては、作品中に於いて「写真」と云うものが大きな役割を担(にな)っていることなども(―たまたま、これらの映画の鑑賞の前に、当ブログの前々回で「映画中に於ける印象深い写真」と冠したエントリーをしていることとも相俟って…)僕に取って強く印象に残るところの一つと為っています。

―という訳で、今回は、『サラバンド』『父親たちの星条旗』についての鑑賞メモを残しておきます。




サラバンド』に於ける写真の覚え書き


まず、『サラバンド』(2003/ベルイマン)は、映画の主人公、語り手であるマリアン(リヴ・ウルマンが一枚の写真を観客たちに示す場面から始まる映画であり、


また、今、詳細に触れることは避けますが、劇中、アンナという女性がモノクロの写真のみで示されて行きます。この、アンナの穏やかで美しい面差し、また、その面差しが映画中に於いて想起させて行くキャラクター性は、マリアンを始めとする主だった登場人物4人と並んで、僕の中に忘れがたい余韻を残すところとなっています。



>>当ブログ内『サラバンド』関連記事

◆◇「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」

●『サラバンド』のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ




父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)鑑賞メモ
※本作のエンディング以降に触れています。


映画冒頭、夜の戦場を走る一人の兵士の足元が捉えられる。あちこちから「衛生兵!」の声が聞こえてくる中その足は止まり、彼の目は周囲を見回すも、助けを求める兵士たちの姿を見つけられず為す術も無く立ち尽くす。…

『父親たちの星条旗』は、この冒頭に示された主人公ジョン・“ドク”・ブラッドリー(ライアン・フィリップの悪夢にある闇はもとより、硫黄島の黒い砂を想起させ、延いては、黒い砂の上に於ける兵士たちの死の集積としての闇を象徴するような、文字通り「戦場の闇」に繋がる黒味、くすんだ色調を観る者に印象付けて行く独自のフィルム・トーンの中に、主としては、衛生兵として硫黄島の戦いに従軍、参戦した主人公“ドク”を演じたライアン・フィリップによる印象深い眼差しを通してイーストウッドが見据えたもの、見据えようとしたものから為る画面に紡がれて行く…。


*********

この映画は、一か月間以上に及ぶ日本軍との激戦、消耗戦の末にアメリカ軍が硫黄島を占領するまでの過程をじっくりと再現描写することなどによって観客を引っ張って行くものでは無く、増してや、その戦いの果てにアメリカが硫黄島を制圧、占領した際の勝利の情景などが置かれることも無い。そう云った、戦場に於けるアメリカという国の栄光を星条旗と共に謳い上げるような映画では無いでしょう。

『父親たちの星条旗』という映画は、今日まで、写真や彫像などによって広く知られる、あの、硫黄島の戦いの最中(―1945年2月23日、アメリカ軍の硫黄島上陸から4日目)に於ける、主人公を含む6人の若きアメリカ兵による摺鉢山(すりばちやま)山頂での「アメリカ合衆国国旗掲揚(けいよう)」のイメージ自体と、そこにまつわる裏事情とでも云ったものを一つの求心力にしながら、

この写真が新聞一面に掲載されるやアメリカ中に大反響を呼んだがゆえに、その星条旗を立てた生き残りの一人であるがゆえに、国家によって“戦場の英雄”の一人として祀り上げられ莫大な戦費を調達するための戦時国債キャンペーンのシンボルとして利用し尽くされ暫(しばら)く国民にもてはやされるものの、晩年まで、映画の語り手ともなる息子ジェイムズ(トム・マッカーシーに対してさえも硫黄島での戦いを一切語ることが無かったとされる主人公の存在自体こそが映画の最たる求心力になっていることを僕は感じ取れました。


主人公の息子ジェイムズは、父親が戦場に於いて、また、“英雄”として帰還した後のアメリカ戦時下に於いて為したもの、目の当たりにして来たものを当時を知る老人たちに取材しながら探し求めて行く。一方、主人公たる父親は、硫黄島から帰還後50年余りを経た最晩年まで硫黄島の戦場が悪夢として甦り、一番の戦友だった “イギー”(ジェイミー・ベルを夜戦の最中に守り切れなかったことへの自責の念に苦しみながらも、周囲には一切を語らぬまま遂に病床に臥(ふ)してしまう。

この父子の姿からは、人間、親子に於いて限り有る時間というもの、兵士に取って掛け替えの無いもの、父親に取って掛け替えの無いもの、親子というものの絆の在り処、親から子へ受け継がれて行くものの示唆を僕は感じ取れ、それは、鑑賞後にいよいよ重みを以って気づきと為って行くもののように、今、思えています。


******

映画には、件の星条旗掲揚の写真と並んで僕ら観客の目を奪う写真がエンディング・クレジットに於いて多数示されて行く。

それらの内の多数を占める硫黄島の戦いに於ける一枚一枚の写真は、主に、主人公の脳裏に硫黄島を去った直後から晩年までフラッシュ・バックして来るものから広がり出す戦場の動的なイメージを眼差して来た後だからこそ、最早、単に、戦場で撮られた一枚の写真という固定されたイメージに収まるばかりではなく、そこに生々しさを以って加わって来るものがあるがゆえに、僕の目を奪って行くものだったように思い起こします。


******

僕にとって、この132分を体験することで思いが及ぶところは取り留めのつかないものでもあるのですが、このすべての映画時間に於いて鑑賞後に尚忘れがたいイメージは二つに絞られもします。

一つは、主人公が息を引き取る前に息子に唯一話した硫黄島の話となる、星条旗を掲揚した摺鉢山から降りた後に体験したという「海水浴」の光景を示したシークェンス。その、主人公がしばらく佇む波打ち際から捉えられた若い兵士たちが海にたわむれる光景は、或いは、父と息子が一瞬にせよ共有し得た硫黄島の戦いの最中に於けるイメージだったようにも僕は思えます。

そう、この映画に総じて一貫する、くすんだ色調を持つ独自のフィルム・トーンは、視覚的にも心理的にもさまざまな意味合いで戦争の闇に繋がって行く余韻を僕に残して行くものだったのですが、唯一、この浜辺と若い兵士たちがたわむれる海にあっては天の祝福のもとにあるかのような目映い光が溢れている…。

このまばゆい美しさを湛えた海辺のイメージは、主人公が浜辺から海へと走って行くと俯瞰の映像に転じ、更にキャメラは何回か引き沖合いへとパン。そこには、当然の如しに一群のアメリカ軍艦船が映し出され、先述したエンディング・クレジットに繋がって行く…。

そして二つ目は、エンディング・クレジットの最後に示される、現在のものと見て取れる、摺鉢山の頂から見下ろした硫黄島の海岸と海を擁した映像。

嘗(かつ)ての戦いから最早60年以上。ここには今だに戦争の遺構や激戦の爪痕が残っていると見聞きもします。しかし、一見、そこからは、嘗ての激戦から癒やされ切った硫黄島の光景が風に吹かれて広がっているばかりのように感じ取れもしました。


【註】映画の主人公ジョン・“ドク”・ブラッドリーは1994年に逝去。



〔当ブログ内の関連記事〕

◆◇「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」

>>ポール・ハギス脚本、イーストウッド監督作品

■〔映画鑑賞メモVol.1〕『ミリオンダラー・ベイビー』(2004/クリント・イーストウッド)

>>ポール・ハギス脚本、監督作品

■〔映画雑談Vol.16〕第78回アカデミー賞(3月5日開催)を楽しむ!

その2・「映画鑑賞券争奪((^^)・アカデミー賞6部門4者最終予想、および、結果」篇
⇒◆含、『クラッシュ』(ポール・ハギス)鑑賞プチ・メモ


>>スピルバーグ監督作品

■〔映画鑑賞メモVol.9〕『ミュンヘン』(2005/スティーヴン・スピルバーグ)

■〔映画鑑賞メモVol.2〕『宇宙戦争』(2005/スティーヴン・スピルバーグ)


〔※本エントリーは、以下のサイトともリンク中〕

** 父親たちの星条旗@映画生活


(※11月7日、11月11日、『父親たちの星条旗』に一部追記。)




百年恋歌』(2005/ホウ・シャオシェン)鑑賞前メモ


さてさて、私、本日は『百年恋歌(2005/ホウ・シャオシェン)』〔◆IMDbMovie Walker公式サイトを鑑賞予定です。

この映画は、僕に取っては、『珈琲時光』(2003)以来の映画館でのホウ・シャオシェン監督作品となる訳ですが、まずは何よりも、『ミレニアムマンボ』(2001)以来のスー・チーをヒロインに据えたホウ・シャオシェン映画として楽しみなところであります。


映画は、辛亥革命前夜、1960年代、そして、現在を舞台に置く三つの恋愛ドラマを、いずれも、スー・チーチャン・チェンの主役カップルでもって描くもののようですね。

僕は映画館で何回か本作の予告映像を観ているのですが、ヒロインのスー・チーがとてもしっとりと艶っぽくスクリーン映えしていたように思い起こします。ともかく、とても楽しみなホウ・シャオシェンの新作映画であります!


--------------------------------------------------------------------------------------
>>銀座シネスイッチ(※10月21日より上映中)

10:40/13:30/16:20/19:10~21:40(終)

―尚、上映時間などは各自ご確認のほどを!
--------------------------------------------------------------------------------------


それでは、今回はこの辺にて失礼を。
皆さんも、ご友人、恋人、ご家族と良き紅葉見物、映画見物^^等々を~!

by oh_darling66 | 2006-11-04 11:40 | ■映画鑑賞メモ/鑑賞プチ・メモ
■〔映画雑談Vol.29〕今秋公開の新作映画あれこれ鑑賞前メモ―その1(後編)

1.『楽日(2003/ツァイ・ミンリャン)』=※初公開は今年8月、現在追加上映中→こちら
2.『父親たちの星条旗(2006/イーストウッド)』≪→こちら
3.『サラバンド(2003/ベルイマン)』≪→こちら


>>その1(前編)は、こちら~!⇒『プラダを着た悪魔』(2006/デヴィッド・フランケル)、『ブラック・ダリア』(2006/ブライアン・デ・パルマ)他


こんにちは。
ようやく、この金曜日の仕事も片付きつつあり、心は晴れ晴れと云ったところの^^ダーリン/Oh-Wellです。

あぁ、早く帰りたい...(笑)


―さて 、今日(10/27)は或る映画をレイト・ショーで鑑賞予定。
そう、ツァイ・ミンリャン『楽日(2003)』〔◆IMDbです。



タイトルに冠された「楽日(らくび)」とは、千秋楽、つまり、興行、公演の最終日を意味する言葉な訳ですが、今夜のレイト・ショーは本作の追加上映期間のまさに最終日(―尚、11月の追加上映も既に決まっています)


***

―この、マレーシアで生まれ台湾に育ち台湾で映画を撮って来たツァイ・ミンリャンという映画監督に関しては、
僕なども、これまでに、その名や評判はあちこちでよく見聞きして来たものの、その映画はこれまで未体験。
ある友人は、すでに『楽日』(2003)を鑑賞し、過去の映画の何本かをDVD鑑賞したらしいのですが、「観なければ実感できない味わいがあって、ともかく、俺は嵌(はま)っている」等と僕に話してくれもします。

ともかく、ここ東京に於いては、今年、『西瓜(2005)』〔◆IMDb『楽日』(2003)と渋谷で立て続けに過去の作品が初公開され、追加上映もされ、それなりの集客があるようですから、まさにこの2006年は、ツァイ・ミンリャンの日本に於ける本格的ブレイクの年ということになるのかもしれませんね…。

(→◆公式サイト内公開情報


***

まぁ、兎にも角にも、昼休み以降の仕事も、このレイト・ショーを励みに頑張れそうです。^^

そう、この土、日は、『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)『サラバンド』(2003/ベルイマン)も鑑賞予定です!!



父親たちの星条旗』/Flags of Our Fathers (2006/イーストウッド)
◆10月28日公開。尚、本作と同じ題材を日本軍側の視点で描いたとされる『硫黄島からの手紙』/Letters from Iwo Jima (2007/イーストウッド) の日本公開は、アメリカ公開よりも早い今年12月9日。 ◆『父親たちの星条旗』の鑑賞メモはこちら~

そう…、イーストウッドほど、自信をもって、しかし、それに驕ることなく映画を撮っている…そんなことを僕に感じさせてくれる映画作家も昨今それほど見当たらないように思います。


『父親たちの星条旗』〔◆Movie Walkerに於いては、もう、イーストウッド・ファンの一人たる僕としてまず為すべきことは映画館に足を運ぶこと。そして、いざ、本編が始まる前には、できるだけ頭を白紙の状態に持って行き、無心に映画に向き合えればと思っています。







補足)

◇IMDb

『父親たちの星条旗』/Flags of Our Fathers (2006/イーストウッド)
http://www.imdb.com/title/tt0418689/

『硫黄島からの手紙』/Letters from Iwo Jima (2007/イーストウッド)
http://www.imdb.com/title/tt0498380/

◇『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』両作品の公式サイト(日本語)
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/

◆当ブログ内の「イーストウッド関連エントリー」は、

こちらにまとめてありま~す!



サラバンド』(2003/イングマール・ベルイマン)
◆10月21日より公開中


ベルイマン(1918年生)の21年ぶりとなる新作長編映画『サラバンド』〔◆Movie Walker
僕も、ネット上などで幾らかそのタイトルや記事等を目にしてはいたものの、その日本公開がいよいよ間近になったことを具体的に知ったのは夏の終わり頃の映画館に於いてのことでした。


ともかく、僕などはしばらくの間(、おそらくは、多くのべルイマン映画ファンの方々とも同様かと思うのですが)、あの『ファニーとアレクサンデル』(1982|※日本での劇場公開は1985年、下Ph)をもってベルイマン最後の映画なのだろうなと思って来ましたので、『サラバンド』のチラシ、ポスターなどを目にした際は改めて目の覚めるような思いと相成った次第です。




そう、私事ながら、これは、妻が物凄く楽しみにしているので(―彼女は、イーストウッドの映画を鑑賞後には何故だかあまり語らない^^;)、鑑賞後のお喋りなどは『父親たちの星条旗』よりも盛り上がるのは間違いなさそうです。^^


補足)

◇IMDb
http://www.imdb.com/title/tt0299478/

◇公式サイト
http://saraband-movie.com/

◆当ブログ内の「ベルイマン関連エントリー」は、こちら(=女性が主人公のロード・ムーヴィー5傑)。―※まぁ、作品について具体的に触れている訳ではありませんので悪しからず^^;


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―と云った案配に、

今晩に『楽日』、土日に(※観る順番は未定ですが)『サラバンド』、そして、『父親たちの星条旗』の鑑賞を予定している訳ですが、

この3日の間に目の当たりにせんとしている3作品、
個々それぞれにテーマも映画ぶりも可也異なっていそうで、おそらく、この3本すべてを観終えた際には素朴に幸福な思いに包まれていることでしょう。^^

それぞれ、一旦、あれこれの雑念を追い払い出来るだけ白紙の状態でもって、それぞれの映画に向き合えればと思っています。


―それでは、皆さんも良き週末を~!!


【今秋公開の新作映画あれこれ鑑賞前メモ―その1(後編)・完】

by oh_darling66 | 2006-10-27 13:14 | *映画雑談