★2006年ドイツW杯-決勝戦「イタリア×フランス」!! ―&あれこれ...^^ |
●●7月11日(火) 2006年FIFAワールドカップ・ドイツ大会〔◆公式サイト〕の覇者はイタリア代表チーム! 見事、6大会ぶり4度目のW杯優勝を勝ち取りましたネ!! おめでとう、アズーリ(Azzurri=青の軍団)!! この決勝戦(※日本時間で7月10日午前3時から)、僕は映画鑑賞から帰宅後に2時間ほどの仮眠を取ってからTV中継に臨みました。事前には90分で決着がつくことを予想していたのですが、そんな甘いものでは無かったですね。^^ ともかく、思い切って生中継を最初から最後まで観戦し切りました。 *** 試合は90分終わって1対1、決着つかず延長戦(30分)へ、 そこでも決着つかずPK戦へ、そして、イタリアの5選手が見事に全員PKを決めて「5―3」でついに雌雄が決した訳です。 イタリア1―1フランス (5PK3) >>先発メンバー ◆試合結果詳細は、こちら「サンスポW杯試合速報」などを…。 *** うん、目が離せぬ決勝戦でしたね。 90分の前半、その序盤などは双方攻めの姿勢が強くてスリリングでした。 先制点は【前半7分】PKをジダンが決めてのもの。 うーん、流石ジタンというべきなのでしょう。端的に印象を言えば、「気負い無く当たり前のように狙いすましたままに決めた」と言ったところ。ふわりと蹴り上げたループがクロスバーに当たって難なくゴールが決まりましたよねぇ…。 イタリアもやはり遅からず1点取り返しましたね。【前半19分】右CKをピルロが右足でエリア中央へクロスを上げマテラッツィが高い打点からヘディングシュートでゴールを決めた訳です。 ここいら辺までは双方動きが速かったですね。 これ以降前半終了までは、双方守備意識が強くなって行きゲームは落ち着いて行きました。 そして、後半は、双方それなりに動きの速い一進一退の攻防ながら膠着状態が続き、案の定同点のまま90分が終了。 ただ、この90分に関しては、前半はイタリアがやや優勢に見え、90分の後半から延長戦に架けては、【後半11分】ヴィエラが負傷交代してからフランスのツキは落ちて行ったようには見えましたが、それでも、大まかに言えばフランスが押していたかと思います。 *** 延長戦に入ってからは、【後半5分】、ジダンが何と“レッド・カード一発退場”(―あれ、ジダンがマテラッツィの挑発に乗ってしまったと云う形なのか否か僕などにはTV画面を眺めている限りでは分かりかねたのですが、兎にも角にも、マテラッツィの胸元に頭突きかましちゃいましたものね。至極当然の判定かと思います)してから何やら不穏なムードに一転。 イタリア選手がボールを持つとスタンドからはスタジアムを不穏に覆いつくさんばかりの大ブーイングが沸き起こっていたなぁ…。まぁ、この大ブーイングには、フランス・サポーターのものばかりでは無く、当然ながら地元ドイツの観客たちのブーイングも相当な割合を占めていたでしょうね、自国代表の決勝進出を準決勝で阻んだイタリア代表憎し^^と…。 *** そして、PK戦はイタリアの5人が見事だったとしか言いようがない…。 ただ、このイタリア代表、「W杯のPK戦は過去3戦全敗」だったんですよね(※1990年大会準決勝・対アルゼンチン戦。1994年大会決勝・対ブラジル戦。1998年大会準々決勝・対フランス戦)。 まぁ、そんなことが頭をかすめないほどに、イタリアの5人のキッカーたち≪ピルロ、マテラッツィ、デロッシ、デルピエロ、グロッソ≫は落ち着き集中しているように僕は見て取れましたし、然程不安を感じさせないものだったように思い起こします。 そう、腕を組んだ不動の姿勢で余裕ある表情でもってPK戦を見つめるイタリア代表キャプテン・カンナバーロ〔◆FIFA公式サイト内|※下Ph〕の姿に僕なりにイタリアの勝利を確信していました。 まぁ、そのカンナバーロを背後から抱きすくめるようにして見守るピルロ〔◆FIFA公式サイト内|※下Ph〕の姿なども微笑ましかったですね^^ 昨日の日中は、寝不足で頭がまわらず(^^;仕舞いで、あれこれの言いたい事が上手く言葉に為りませんでしたが、うん、この決勝戦をリアルタイムで観戦してつくづく良かったと、今、思っています。 *** イタリア代表(=アズーリ)に取っては6大会ぶり4度目のW杯優勝なのですよね。24年ぶりかぁ…。 僕も、アズーリがワールドカップ優勝トロフィーを掲げて世界の頂点に立った喜びを爆発させる姿を初めて目の当たりに出来た訳です。ともかく、優勝が決まった後の選手、スタッフ一体となっての歓びの炸裂ぶりには素朴に顔が綻んでしまいました。 彼らの自国では「セリエA不正疑惑事件」〔→※一昨日、当エントリー中で少し触れています〕での重い裁定が下されようともしている中、 ともかく、大舞台のピッチ上で勝ち上がって優勝トロフィーを掴み取った心技両面の強靭さには、何はともあれ、僕などは素朴に驚嘆してしまうばかり…。 根は陽気なイタリア人たちながら、ピッチ上のアズーリはいつもひたむきで真摯で浮ついたところを見せませんからね! いつも眠たそうな目をした“スリーピー・アイ”^^ピルロ(―僕に取って、今大会最もそのプレーに目を瞠らされた一人がピルロ=※下Ph左。彼は、今大会の最優秀選手賞(アディダスゴールデンボール賞)選出投票では、1位ジダン、2位カンナバーロに続く第3位! そして、この決勝戦に於いては、“バドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチ”を受賞。尚、準決勝・対ドイツ戦でも同賞を受賞した訳ですが、ここでの、PK戦突入を阻んだ【延長戦後半14分】でのグロッソの先制ゴールに繋がった、あの、ノールックパスには、もう、痺れるばかりでした!!→◆先制ゴールが決まった後のピルロのPh)の品の良い歓喜の笑顔から、白いブリーフ姿で芝に滑り込むようなガットゥーゾ〔◆FIFA公式サイト内|※下2枚目Ph右端〕の野卑な^^歓喜ぶりにまでに見て取れた、静から動の物凄いふり幅の中での歓喜狂喜の炸裂ぶりからは、 デルピエロ、そして、ガットゥーゾ(←“断髪後”ですネ^^)|© Reuters 勝利を掴み取って至福の只中にある者だけが放つのであろうエネルギーが強烈にこちらに伝わってきて、僕なども、その姿に、ここまでの彼らのプレーから受け取った感銘と相俟って大いに心痺れました!!! (※7月13日、一部文章加筆、画像追加) ●●7月9日(日) こんばんは~、ダーリン/Oh-Wellです。 さて、私め、作夕(7/8)は、中高時代の友人たちと久々に集まりのんびりとした時間を過ごしておりました。 ここ東京を含む関東あたりですと、梅雨明けまではまだ一週間以上ありそうですが(―私め、普段あまり天気予報をチェックしたりはしないので、実は、詳しいことは知りません^^)、今夏最初の「暑気払いの飲み会」てなところでした。梅雨時の鬱陶しさ、疲労感を束の間忘れて楽しい数時間を過ごしてきました! この一か月ほどは、ただですら心的肉体的に疲れやすい時期であるのに加えて、W杯/ワールドカップと云う、まさしく一か月にも及ぶ世界的ビッグ・イヴェントに半ば翻弄されていた^^訳ですからね…。 僕なども、流石にここまでの全試合を観戦して来た訳ではないにせよ、普段にも増しての夜更しが続き、そんな中、詰まらぬ^^仕事等も重なり(笑)、中々疲れがすっきり取れず仕舞いの昨今でしたから、気の置けぬ友人たちと集まりワイワイと飲み交わしたことは何よりの気分転換となりました! *** ともかく、このW杯、もう、「準々決勝」以降とも為ると一戦一戦中々凄まじいですねぇ。 その一試合ごとの重みに圧倒されてしまうばかり…。 先週はたった一度だけのエントリーに終わってしまった訳ですが、実は、このW杯「準々決勝」「準決勝」の所感、加えて、「今年上半期に鑑賞した新作映画のベスト10」等々、色々と書きたい・形にしたいものが有るには有りました。(笑) ―ただ、何と言うか、あれこれの疲れやらでもって、ぼんやりと試合やら映画やらを顧みる時間が無かったなぁ…、まぁ、ここいら辺は成り行き任せで行こうかなと思っています。疲れが溜まっている時には無理はしないと。^^ *** さても兎も角^^、今ドイツ大会の決勝戦「イタリア×フランス戦」もキックオフまであと9時間を切りました。〔⇒日本時間7月10日、午前3時から|◆決勝トーナメント日程・結果(※SANSPO.COM)◆TV放映予定(※TV日刊)〕 今大会の両チームの試合を僕なりに眺めてきた限りですと、僕は、イタリア代表が総合力、組織力に於いてフランス代表を凌いでいるのではないかと思えています。 余談ながら、昨晩の飲みの席で皆の意見が一致したことがあって、それは、 ・フランスのサッカーって余り面白くない。(笑) ・ただ、ジダン、アンリのプレーというものはとても優雅。 ・イタリアのテンションの落ちない戦いぶりは流石に魅惑的…。 ―等と云った主に3点でした。 ともかく、この「決勝戦」に於きましては、両チーム共に守備が手強い訳ですから、膠着状態が続くのかもしれませんが、 例えば、イタリアは、1次リーグ(/グループリーグ)戦からここまでに挙げている全11得点を10人(◆1次リーグ・・・ピルロ、ヤクインタ、ジラルディーノ、マテラッツィ、インザーギ|◆決勝トーナメント・・・トッティ(PK)、ザンブロッタ、トニ、グロッソ、デルピエロ)で挙げている訳で(※一方のフランスは、ここまで全8得点をアンリの3得点を筆頭に4人によって)、ここいら辺りもここ一番での強味、決定力に繋がって来るのではないかなと…。 ―で、僕の予想はイタリアの6大会ぶり4度目のW杯優勝と!! まぁ、特に、イタリア代表は、W杯終了帰国後には、例の「八百長騒動」(⇒これは、皆さんご周知のことかとは思いますが、まぁ、「ユベントス・スキャンダル」、あるいは、「セリエA不正疑惑事件」等として広く報道されているもの。イタリア・セリエA所属ユベントスのモッジGMが昨季開幕前、イタリアサッカー協会(FIGC)幹部に同クラブに有利な主審を起用するよう圧力をかけた不正行為疑惑(「審判不正操作疑惑」)が5月に判明。5月中旬にはセリエA、Bに所属する9クラブを巻き込むスキャンダルへと拡大。この審判起用に於ける主犯格とされるモッジGMらクラブの取締役は5月11日に総辞職…。これ以降の「審判不正操作事件」に於ける現在までの顛末なども、これまでの各種報道によって多くの方が見聞きされているところかと思います。)が待ち構えている訳で、せめて、優勝して帰国せしなければ立つ瀬が無い…とは当事者たちも思っているのではないかなぁ。〔→※上のキーワード(=「セリエA不正疑惑事件」)に戻る〕 -------------------------------------------------------------------------------------- 【※「セリエA不正疑惑事件」参考】 ◆サッカー:セリエA不正疑惑事件 伊スポーツ裁判開かれる~MSN毎日インタラクティブ http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060705k0000m050134000c.html ◆元イタリア代表ペソット氏、飛び降り重傷~スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20060628-OHT1T00025.htm ◆サッカー:セリエA八百長疑惑 検察側「ユベントス降格を」 優勝はく奪も求める~MSN毎日インタラクティブ http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/feature/news/20060705ddm041050132000c.html >>7月13日追記 ◆ユベントス新監督にデシャン氏…セリエAから降格しても指揮~SANSPO.COM(2006年07月12日 更新) http://www.sanspo.com/soccer/top/st200607/st2006071207.html ◆不正疑惑の最終裁定、12日以降に=イタリア・サッカー(時事通信)~Sports@nifty[時事通信:2006/07/10 23:29] http://sports.nifty.com/cs/headline/details/sc-ji-10F741KIJ/1.htm -------------------------------------------------------------------------------------- うーん、出来れば、生中継で大一番を観戦したいところなんですが、 まぁ、これまた、成り行き任せで行こうかなと。(笑) *** さて、これから、久々に妻と映画鑑賞に出掛けて来ます。 4月中の拙エントリーでも触れた『ローズ・イン・タイドランド(2005/テリー・ギリアム)』〔◆IMDb〕、 もしくは、『2番目のキス(2005/ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー)』〔◆IMDb〕、 ―この2本の内のいずれかと為るはず。 しかし、ファレリー兄弟と言えば、昨年劇場鑑賞した『ふたりにクギづけ』(2003)なども僕の記憶に新しい訳ですが、中々コンスタントに新作を発表してくれるのは嬉しい限りです。 どちらの作品を鑑賞することに為るにせよ、久々の大スクリーンでの映画鑑賞がとても楽しみです!! ―てな訳で、それではまた~! |
by oh_darling66
| 2006-07-09 18:22
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