| ◆「不定期連載―アルフレッド・ヒッチコック」その1:ヒッチコックを含む、映画に於ける「巨匠」... |
こんにちはー うーん、ここ数日来、冴えぬ天気がつづいていますねぇ(※東京地方)... ―さて、 先の土・日は、それぞれ六本木、日比谷に足を運び一本ずつ映画を鑑賞して来ました、 土曜日(10/15)には、ようやく『チャーリーとチョコレート工場』(2005/ティム・バートン)を鑑賞出来(※下Phは、9月某日の新宿ピカデリーにて)、 ![]() 日曜日(10/16)には、封切2日目の『アワーミュージック』(2004/ジャン=リュック・ゴダール)を鑑賞して参りました、 ![]() 僕に取っては、それぞれに見応えのある映画でした、 それら、バートン、ゴダールの新作は、その舞台となるところの雰囲気だけを思い起こしても、 片や無国籍で人工的な虚構性に終始する印象ですし、片や、2004年製作当時のサラエヴォを主舞台としながら、少なくとも現在のヨーロッパ全体が孕(はら)む空気感に通じて行くように思え(―また、映画にそのように感じさせる説得性が有ったと思っています)、同時に言う事は難しい訳ですが、 一つ感じているのは、両作品とも、監督自らのヴィジョンをこれらの新作映画に於いて的確に表現できていたのではないかと云うこと、 映画の始まりから僕を引き込んで最後まで目を見張らせてくれ、心を掴む終幕を持つ両作品でした! また、今回は、単に、土日に2本の映画を観た満足感ではなく、 確固たる“個”を持つ映画と一本ずつ出会えたと云う充実感があります、 このふたつの作品については、遅かれ、何らかの鑑賞メモは残してみたいなぁ... *** …そう、この週末(10/22・土)からは東京国際映画祭も始まりますね、 ![]() 10月の残り、そして、11月、 仕事から解放される週末などは出来るだけスクリーンで映画を観たり、美術展などを含めたあれこれに足を運んでおこうと思っています、ちょっとドライヴで出かけたい場所もあるんだよなぁ…、 ―まずはこの10月後半、せめて土・日くらいは秋晴れとなりますよう! *** しかし…、まぁ、私事ながら、 書きたいものは映画(―新旧あれこれ(^^))、音楽(デヴィッド・ボウイetc.)、その他(あるプロ野球人について等)沢山あるのですが、 細切れにしか時間を割(さ)けず、中々形に為って行かない昨今であります…、 そんな中、先週から今週にかけても、沢山の方に御来訪を頂きました、 そして、初めて拙ブログに遊びに来てくださり楽しく温かいコメントをくださった皆さん、御常連の皆さん、TBをくださった皆さん、誠にありがとうございます! 頂いたコメントには追ってお返事をさせてくださいませ!! ------------------------------------------------------------------------- さて、先週のある平日深夜に久々にヒッチコック映画をDVDで鑑賞しました、 鑑賞したのは『めまい』(1958)、もうここ2、3年ほどの期間だけでもかれこれ5回目くらいの鑑賞ながら終始わくわくと映画に魅入らされるばかりでした、 ![]() ―その、元は優秀な刑事だった主人公が、云わば“幻”の虜になって行く姿には、 10代での初鑑賞時や2回目、3回目などよりも、鑑賞を重ねて行った後年から昨今に於いての鑑賞での方が陶然と引き込まれてしまうばかりですねぇ…、 映画ファンたるもの、ヒッチコック映画を何か観てしまうとしばらく毎晩でも見たくなってしまいますよね(^^)… *** さてさて、そのヒッチコックを含む映画に於ける「巨匠」というもの、 これなどは、そう呼ばれてはいるものの、それほど僕なんぞには「巨匠」と云った重みを感じさせないケースが昨今やや増えているようにも思えています…。 僕に取って、頭に“サスペンスの”、“メロドラマの”、“ウエスタンの”、“ミュージカルの”…等々と云った形容が特に要らぬ「巨匠」となると、 ![]() フリッツ・ラング、 アルフレッド・ヒッチコック、 黒澤明、 成瀬巳喜男、 溝口健二、 エルンスト・ルビッチ、 スタンリー・キューブリック ハワード・ホークス、 ジョン・フォード、 次いで、 小津安二郎、 オーソン・ウェルズ、 マノエル・デ・オリヴェイラ(―おそらくは、現在、最長老の現役映画監督でしょう、1908年12月11日生まれ、只今96才!) ―などと云った映画作家が思い浮かんで来ます、 勿論、映画ファン個々に「巨匠」として思い浮かんでくる監督はさまざまかと思います、 その定義だって努めて考えてみたところで案外個々のものでしかないようにも思います、 *** クリント・イーストウッドも最早「巨匠」と言い得るかと思いますが、 そうですね、僕の中では、その呼称は『許されざる者』(1992)から然程違和感のないものと為って行ったように思い起こします、 ![]() ![]() また、 僕に取っては、カール・ドライヤー/(Carl Theodor Dreyer)*1**2、ロベルト・ブレッソンなども巨匠という名に相応しい、彼らだけの巧まざる映像美、映画表現に紡がれた映画創造を積み重ねた不世出の天才映画作家だと思える訳なのですが、名の前に置く何らかの呼称自体が、その存在を少なからず歪めてしまうように不図感じてしまうことすらもあります、 *** 一方で、僕の大好きな監督なのだけれど、 活字なり会話中の言葉なりで「巨匠」扱いされているのを見聞きすると、少なからず違和感を感じてしまう(^^)映画作家として、 ブライアン・デ・パルマ、 マーティン・スコセッシ、 スティーブン・スピルバーグ、 ウディ・アレン などが僕の場合は挙げられます、 ![]() 彼らの内、スピルバーグという映画監督は、その非凡な画面作りなどの点では、例えば、先月、91年の生涯を閉じたロバート・ワイズという映画監督などと同様に、プロフェッショナルな“職人性”とでも云ったものを持っているようにも感じます、広く言い表せば、両者とも「活動屋」と言い得るかとも僕は思っています、 ----------------------------------------------------------------------------------- ◆◆余談ながら…、 ※スピルバーグの次回公開作となるであろう“Munich”、その出演者の中には、先だって、6代目ジェームズ・ボンド役決定の報道が世界中を駆け巡った、ダニエル・クレイグの名があります…。*** ―さて、ここ「不定期連載―アルフレッド・ヒッチコック」では、 何回かにわたって、アルフレッド・ヒッチコックの映画を題材に、その時々で思いつく切り口からあれこれ書き綴ってみたいと思います、まぁ、緩々(ゆるゆる)と気楽にやって行きまーす(^^) どうか、定期的に(^^)覗いてみてくださらんことを!! ―最後に、 ◆◆あくまでも現時点での、ヒッチコック映画10傑・ダーリン/Oh‐Well篇などを... 1位・・・『北北西に進路を取れ』(1959)2位・・・『めまい』(1958) 3位・・・『海外特派員』(1940) 4位・・・『鳥』(1963) 5位・・・『バルカン超特急』(1938) 6位・・・『裏窓』(1954) 7位・・・『汚名』(1946/左Ph) 8位・・・『レベッカ』(1940) 9位・・・『サイコ』(1960) 10位・・・『マーニー』(1964) 次点・・・『フレンジー』(1972) (→当ブログ内の関連記事:■〔映画雑談Vol.4〕「脱力した時に心に効く映画10本・ダーリン篇」&『ライフ・アクアティック』鑑賞メモ) 〔「不定期連載―アルフレッド・ヒッチコック」その1・完〕 〔当ブログ内の関連記事〕 ■〔映画人物評Vol.2〕バーナード・ハーマン ■〔映画雑談Vol.12〕ブライアン・デ・パルマ監督最新作“The Black Dahlia”(※2006年全米公開予定) |
by oh_darling66
| 2005-10-19 15:35
| *映画雑談
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