| ■〔映画評Vol.10〕『桜桃の味』(1997/キアロスタミ) |
こんばんは~、 皆さん、ようこそお越しくださいました。 私め、 ゴールデン・ウィーク前の仕事上の正念場を乗り越えました! もう、今日の昼過ぎからの開放感といったら無かったなぁ、 ****** 見えて来たぞぉ~、 ゴールデン・ウイーク! 五月の青空!五月の新緑!五月の空気!(―うーん、空気が見えるって云うのは説得力が無いかもな~(^^)) ****** 五月といえばもう初夏… 今宵は、過ぎ行かんとする春を惜しんで、 『桜桃の味』(1997/キアロスタミ)について僕が以前に纏(まと)めたものをお披露目いたします。 僕に取っては、忘れ難い春の映画でもあるのです…。 ※「壁シリーズの締め」ですが、昨日来、列車事故の惨劇現場の映像を目にし過ぎましたので、今日一杯は措(お)きたい心境です。 ご拝察をいただければ幸いです。 ここに、犠牲者の方へのお悔やみを申し上げます。 終わらないものへの気づきの視線 ***ネタバレ注意 ここ『桜桃の味』に於ける終幕は、そこまで積み重ねて来た一切の説話性、寓話(意)性、イメージを一つの唐突さで宙ぶらりんにしてしまう。 こんな突き放し方がキアロスタミの強靭な作家性、飽くなき創造性のひとつの現れに違いありません。 『桜桃の味』の終幕は、あの自然史博物館に勤める初老男性が主人公に口にしたように夜明けに「3つ石を投げる」ことも示されなければ、まして、主人公の生死の暗示すら放棄している訳です。 最後の最後に、美しいドラマとしての過程、決着を放棄し、しかし、唐突にデジタルヴィデオ撮影によるものと思われる荒い画面から立ち現れて示される悉くには、“今”“生きていること”の甘美さがよく示されている。 『桜桃の味』は僕にとって面白い映画であり、心揺さぶられる驚きと陶酔を得られる映画です。あの終幕に執着してしまう映画です。 *** エンドロール、 ここでの、 黒の背景に、終幕で山肌を覆っていた草木の色が写り込んだような緑色の文字群も印象深い。 ―兎にも角にも、『桜桃の味』という映画の終幕は、終わらないものへの気づきが僕の中で刹那にせよ立ち揺らぐように思えます。 ※後日、画像、補足などを加えさせていただきます。 |
by oh_darling66
| 2005-04-26 23:50
| ■ 映画評
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