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皆さま、本日のショーにお集まり頂きありがとうございます、ダーリン(darling)です。今後も僕を喜ばせてくれるもの、心地良くしてくれるものを探求してみます。皆さま、ごゆっくりどうぞ。
by oh_darling66
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*おしらせetc.
6月25日更新

**今月、ようやくにして、2回目の更新です(^^;

●鶴岡八幡宮・舞殿

今回は、先日訪れた六月中旬の鎌倉についての雑感を、そして、鎌倉と言えば小津安二郎、小津映画と言うわけでもあり、ここいら辺りについても少々ゆるりだらりと^^書いています。
≪→こちら!




6月7日更新

**さて、6月最初の御挨拶を…。

そう、そろそろ夏休みの予定などを漠然と考え始める頃ですよね。今年は南国に行きたいなぁ、9月以降の安く行ける時にでも^^ ≪→こちら!


●バリ島の寺院にて

●『アコークロー』・・・6月16日公開


4月21日更新

**さて、久々の更新です。
今回は、上映最終日(4/6)にようやく鑑賞が叶った『叫』(2006/黒沢清)についてゆるゆると鑑賞メモを書きまとめてみました~。お暇なおりに眺めて頂ければ幸いです~
≪→こちら!


3月17日更新

**さて、この3月ようやくにして^^ふたつめのエントリーは、『ディパーテッド』(2006/スコセッシ)の鑑賞メモです!
≪→こちらから!
当方の「オスカー受賞予想結果」なども併せてエントリーしましたので、お暇なおりに眺めて頂ければ幸いです~!≪→こちら~!



2007年1月14日

**本日未明、中途半端なままに為っていた「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」をようやく完結させました!≪→こちら!


2006年12月18日

**昨日、途中まで書いてアップしておいた『イカとクジラ』の鑑賞メモですが、今朝、完成させました~! 師走に相応しい「走り書き」^^レヴェルのものに過ぎませんが、お暇なおりにでも眺めて頂ければ幸いです~。
≪→こちら~!



各種サッカー試合中継等は、こちら〔◆TV日刊から検索できます。


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タグ:キム・ギドク ( 5 ) タグの人気記事
■〔映画雑談Vol.30〕キム・ギドク新作映画『絶対の愛』(※2007年3月公開)鑑賞前メモ他
1.キム・ギドク最新作『絶対の愛』、2007年3月より渋谷・ユーロスペースにてロードショー & 2月24日よりキム・ギドク監督作品回顧「スーパー・ギドク・マンダラ」開催!!≪→こちら

2.『サラバンド』(2003/ベルイマン)のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ≪→こちら

―& 今年最初の映画鑑賞(『ディパーテッド』)が叶いました!≪こちら



おはようございます、ダーリン/Oh-Wellです。
昨日(1/21)の日曜日、ここ東京は、朝から薄曇の空模様で肌寒い一日でしたし、この未明からは雨も降り始めたようです。愈々(いよいよ)、この1月下旬から2月に架けては油断のならぬ寒さが訪れるのかもしれませんねぇ…。


*********

さて、漸(ようや)くにして^^今年2回目の更新です。

私、一昨日(1/20)は、これまた漸(ようや)くにして、今年初めて映画館に足を運んで参りました。この2007年、僕ら夫婦の最初の映画鑑賞と相成ったのは、この日が封切初日だった『ディパーテッド(2006/マーティン・スコセッシ)』〔◆IMDbMovie Walkerです!!


これは、僕など、暴力を扱った際のスコセッシの良い面が出た、つまりは、映画ならではのパワフルさと妙味を兼ね備えた中にスコセッシらしい痛烈さが迸(ほとばし)る映画時間を為し得た、例えば、『グッドフェローズ(1990)』〔◆IMDbあたりにも通じるようなスコセッシ映画だとも思え、ともかく、この152分のスコセッシの新作をワクワクとスリリングな思いで堪能出来ました!!

一息に鑑賞所感等を書いてみたくもあったのですが、矢張り、改めて落ち着いて^^僕なりに本作から享受出来たものを顧みた上で何がしかのエントリーを果たせればと今は思い直しています。(→◆3/17、『ディパーテッド』の鑑賞メモをエントリー!


*********

―と云う訳で、

今回のエントリーでは、先だって、黒猫のうたた寝/にゃんこさんが当方の本年初エントリー「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」へのコメント中で触れてくださった『サラバンド』キム・ギドク監督の新作について触れてみたいと思います。


*
* まずは、にゃんこさん、今回のコメント、誠にありがとうございました!

にゃんこさんがコメント中で触れてくださった二つについては、僕も何らかの形で書いておきたいと思っていましたので、これを良い機会とさせて頂き、『サラバンド』〔◆IMDb公式サイト〕のデジタル・ハイヴィジョン映像について、また、愈々この3月から公開されるキム・ギドク監督〔◆IMDb〕の新作『絶対の愛』(2006)についての覚え書きにゃんこさんへのお返事を兼ねて書かせていただきます。


『サラバンド』(2003/ベルイマン)のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ

>猫も「サラバンド」は地元で公開されていないので
>DVDになっちゃうかもしれませんが、チェックさせていただきます(笑)



僕は、本作〔◆当ブログ内メモ(『サラバンド』に於ける写真の覚え書き)〕を昨年10月の終り頃に渋谷の「ユーロスペース」という映画館で鑑賞しました。

そう、これがベルイマン(1918年生まれ)の或いは遺作になるのだろうと言う思いも多分にあって鑑賞しに行ったのですが、実際目の当たりにした本作は、僕なりに大まかに言えば、ベルイマンにとっては初のデジタル・ハイヴィジョン・カメラで撮影されたやや不気味ですらある程にクリアな映像が結果的には功を奏し、例えば、彼の1960年代の諸作にも通じるような鋭い人間観察によって紡がれる登場人物たちの葛藤、苦悩の姿が直裁に観る者に迫って来るようなスリリングな映画時間と為っているものと感じ取れました。


*********

先述したユーロスペースでは、本作のデジタル・ハイヴィジョン・カメラで撮られた映像を活かすために(※つまりは、ベルイマンの意向に沿う形で)デジタル・ハイヴィジョン対応のプロジェクターで映写上映が為されました。ただ、この上映設備を持っていない映画館での上映もあった/ある訳で、僕の或る友人が話すところによれば、この画質を活かせる上映設備がある映画館とそうでない映画館では映像の印象は自ずと異なってしまうはずだとのことです。


そして、これも、先の友人から聞かされた話なのですが、『サラバンド』をデジタル・ハイヴィジョン画質そのままのクオリティでソフト化するには、それは次世代ヴィデオ(ブルーレイ、HD-DVD)によってしか有り得ないらしく、もし、DVDヴィデオ化されたとしたら、それは、画質を落としてスタンダート化されたものとのことです。もっとも、それでも並みのDVDの映像よりは優れたものとはなるらしいのですが…。

ともかく、映像そのものが過渡期に来ていますよね。




キム・ギドク最新作『絶対の愛』、2007年3月より渋谷・ユーロスペースにてロードショー & 2月24日よりキム・ギドク監督作品回顧「スーパー・ギドク・マンダラ」開催!!

>あとは・・・「うつせみ」 早く観なくっちゃ^^;


本作『うつせみ』〔◆当ブログ内鑑賞プチ・メモは、僕がこれまでに鑑賞して来たギドク映画鑑賞作品中最も耽溺した一本と為っていますし、また、鑑賞後しばらくたって愈々さまざまに思いを及ぼす映画と為っています。ともかく、一見の価値がある映画かと素朴に思えています。機会があれば是非とも!!

さて、僕は、昨年ようやくキム・ギドクの映画に接し始めました。ことに、昨年日本で初公開となったギドク映画2本(『うつせみ(2004)』『弓(2005)』)を鑑賞出来たことは、僕に取って、昨年に於ける新作映画鑑賞中の大きな収獲の一つと為っています。ただ、『弓』は封切当初の鑑賞が叶ったものの、『うつせみ』はロードショー公開時には残念ながら見逃してしまいDVDヴィデオでの鑑賞だったことが今だに悔やまれます。


>3月にはキム・ギドク監督の新作も公開されますね。
>うちの地元じゃ、いつ観られるかわかりませんが
>鑑賞できるのが楽しみです。



そう、キム・ギドク監督が2006年に撮った新作映画、愈々、3月の公開ですね!!

この、日本語に直訳すれば「時間」となる原題を持つ映画、日本でのタイトルが『絶対の愛』〔◆IMDb…。この邦題、僕など、最初に目の当たりにした際には少々途惑いを持って受け止めました。

僕は、例えば『うつせみ』という邦題に於いては、日本人の観念性、美意識に摺(す)り寄せた、やや、綺麗過ぎる邦題ではないかとの思いをいだきつつも、韓国語原題を日本語に置き換えると「空き屋」とでも為ることを踏まえて考えれば、まぁ、受け入れてしまえますし、


また、『うつせみ』の鑑賞プチ・メモにも書いたことですが、米国マーケットに於ける“3-iron”という、本作で印象的に登場する兇器をぽんと据えた即物的なタイトルにも、ギドク映画をめぐるに相応しい反語的なタイトルの付け方だよなぁ…等と感心もし納得も出来るのですが、

さて、「時間」に対しての邦題『絶対の愛』、ギドク・ファンの僕らを納得させてくれるものと為っているのか否か…。一つには、こんな点からも^^、ギドク映画のこの新作の鑑賞が待ち遠しく為って来ています。

●『絶対の愛』(2006)


*********

ともかく、キム・ギドクの新作『絶対の愛』は、2007年3月、渋谷・ユーロスペースにてロードショー公開される訳ですが、これに先立っての「スーパー・ギドク・マンダラ」と冠された、これまでのギドク監督諸作の回顧上映(※長編2作目『ワイルド・アニマル(1996)』から『弓(2005)』までの全11作が上映される)が実施されることも多くのギドク・ファン、映画ファンにとっては貴重なものでしょう。僕も、昨年映画館で観そこなっている『うつせみ』(2004)を始め、また、『魚と寝る女(2000)』〔◆IMDb|※下Ph〕『受取人不明(2001)』〔◆IMDb等々の劇場未鑑賞作品を出来るだけ観ておきたいと思っています。



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◇キム・ギドク レトロスペクティヴ「スーパー・ギドク・マンダラ」

開催期間:2月24日(土)~3月16日(金)
場所:ユーロスペース
※連日レイトショー9:10PM~、他モーニングショーあり
日本未公開作品を含む、長編第2作からの全作品を一挙上映!

尚、詳細は『絶対の愛』公式サイト等で各自ご確認のほどを~!
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補足)

そう、この回顧上映以外にも、幾つかのイヴェントがあるようなので、以下に、そのあれこれを^^僕自身の覚え書きとして置いておきます。


◇キム・ギドク監督が参加する来日記念パーティー

開催日時:2/24(土)7:00PM-9:00PM
会場:Prologue(ユーロスペース1F)

※パーティー参加チケット+3本鑑賞できるセット券を6000円で絶賛発売中!(劇場窓口限定)
※2/24(土)9:10PM~の『ワイルド・アニマル』の舞台挨拶付き上映には使用不可。


◇2/24(土)はキム・ギドク監督の舞台挨拶付き上映!

※チケットぴあにて2/10(土)より整理番号付特別鑑賞券発売


◇「絶対の愛」特別鑑賞券(税込み¥1,400)発売中

※劇場窓口で購入の場合は『絶対の愛』本編生フィルム(オリジナルポストカード付き)がプレゼントされる。(数量限定)


―という訳で、にゃんこさんのお陰でもって、今回ようやく今年2回目のエントリーが果たせ当ブログも両目が開きました。^^

それでは、にゃんこさん、皆さん、今日月曜日が良き一週間の始まりと為りますよう!!


〔■キム・ギドク新作映画『絶対の愛』(07年3月公開)鑑賞前メモ他・完〕

by oh_darling66 | 2007-01-22 06:32 | *映画雑談
◆遅まきながら、2007年最初の御挨拶です!
~「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」
≪→直接飛ぶ!



こんにちは/こんばんは、ダーリン/Oh-Wellです。


いやはや…、正月休み(冬休み)が明けて、この年明け最初の週は5日だけ「仕事始め」で出社、翌日からは「成人の日(1月8日)」を含む3連休…。5日の出社がぽつんと有った所為で家の中が今だに落ち着きません((^^;


ともかく、この時節、まずは、夫婦双方の実家兄弟関係、職場での挨拶が先にありきと為ってしまい、ウェブを含む遊びやら、友人関係の新年会などはその後になってしまうもの。まぁ、まずは、家族あってのお正月…といったところなのでしょう(^^)








―さて、兎にも角にも、私め、年明けの諸行事でバタバタしてしまい中々ウェブ復帰できずにおりましたが、ここいら辺りでこの2007年最初のご挨拶をさせて頂きます。

遅まきながら、


新年あけましておめでとうございます。

私め、当ブログに於きましては、今年も気負わず^^マイペースで映画、Rock等々でのエントリーを積み重ねて行きたく思っております。まずは、皆さんと楽しく行き来が叶えばと思っており、今年も当方道楽ブログ「太陽がくれた季節」へのご愛顧のほど何卒宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m

そう、私、ウェブ上で日頃お世話になっている方々にまだまだ新年のご挨拶を果たせず仕舞いでおりますので、今週一杯ほどは「あけましておめでとうございます」のご挨拶をさせて頂くことになるかと思いますが悪しからずご了解頂きたく何卒宜しくお願い申し上げる次第です。(^^;

さて、先週4日、或いは、5日は多くの職場で仕事始めだった訳ですが、そう、仕事も始まった訳ですから、当方「道楽ブログ」も始動させぬ訳にはまいりません。^^



2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」


そう、この2007年の「太陽がくれた季節」は、「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」で幕開きとさせて頂きましょう。


*********

さて、昨年劇場公開された新作映画中、僕が鑑賞したものは43本(映画館鑑賞39本、DVDヴィデオ鑑賞4本)ほど。思うように新作映画の鑑賞が叶わなかったものの、少々忙しない一年でしたから、まぁ、上々かと思えています。二度鑑賞した映画も多く、また、大きく外した(がっかりさせられた)映画は一本もありませんでした。そう、新作映画以外にも「溝口健二の映画」〔◆公式サイトと冠された映画祭で『山椒大夫』『雨月物語』『近松物語』のニュープリント版をスクリーン鑑賞出来たこともあわせ、僕に取って、去る2006年は一昨年にも増して素晴らしい映画と数多く出会えた一年だったと思える次第です!

また、昨年秋口あたりには、そこまでシリアス・タッチの映画を数多く見続けて来たことでもって、愈々、普通に良く出来た娯楽作品(ラブ・ロマンスやコメディ、また、ホーム・ドラマ等々)を観たいという渇望感が沸き起こって来ていたのですが、そう云った渇きを癒してくれたのが、直近ですと、昨年末(12/29)に観た『ヘンダーソン夫人の贈り物』(2005/スティーヴン・フリアーズ)、イヴに観た『リトル・ミス・サンシャイン(2006/ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス)』〔◆IMDb|※下Ph〕


さらに、それ以前ですと『プラダを着た悪魔』(2006/デヴィッド・フランケル)『2番目のキス(2005/ボビー・ファレリー 、ピーター・ファレリー)』〔◆当ブログ内鑑賞メモ『夢駆ける馬ドリーマー(2005/ジョン・ゲイティンズ)』〔◆IMDb|※下Ph〕と云ったあたり。今年2007年はこういった良質の娯楽映画、充実した小品が少しでも増えて欲しいものと僕なりに大いに期待しています。


そう、『ニューヨーク・ドール』(2005/グレッグ・B・ホワイトリー)『ステップ!ステップ!ステップ!』(2005/マリリン・アグレロ)の二つのドキュメンタリー作品を鑑賞出来たことも2006年の収獲でした。両作品共々、非虚構の中に対象を追い続けて行くことの過程そのものがスリリングであると言えようドキュメンタリーならではの美点を改めて実感させてくれるものでした。この両作品は、グレッグ・B・ホワイトリーマリリン・アグレロそれぞれの劇場映画処女監督作品でもあります。


僕が昨年鑑賞した「印象深い処女作」を付け加えれば、ミランダ・ジュライ『君とボクの虹色の世界(2005)』〔◆IMDb|※上Ph〕などもその一つ。映画の舞台と為るスモールタウン、そして、そこにある日常性がデジタル・ハイヴィジョン・カメラによって撮られた映像によって紡がれて行く映画ながら、デジタル・ハイヴィジョン映像に有り勝ちなツンとした肌理を纏(まと)っているばかりでは無く、ほのかな温かみを感じさせる画面を作れていることが一つの美点かと僕なりには思えています。


*********

今回の「ベスト20」ですが、大方は僕自身の映画に於ける趣味性の反映かとも思えていますが、より上位に来る作品は、僕なりに、より、映画として享受出来たものと為っているはず…。

個々の作品はこれまでに一度か二度観たに過ぎぬわけですから、43本の中ですらきちんと優劣の案配をつけることは中々困難ながら(―例えば、『ミュンヘン』『父親たちの星条旗』の2本を取ってみても、僕の中での好み、重みを総合した上での価値はほぼ同等なものかと感じてもおり、両作品に於いて優劣をつけることは僕に取って最も難しいところでした。ただ、こう云った機会に順位をつけてみることは意外とスリリング^^なものでもありました。ともかく、両作品ともに「史実」を扱って、それを映画ならではの表現でもって描写することで、観客個々に史実を垣間見させ思いを及ぼさせることを果たし得ているかと思え、そのことだけを取ってみても、まずは、観られるべき映画かと思う次第です、矢張り、こう云った選出をし、映画好きな方々のそれと比べさせて頂くことは映画ファンとしてとても楽しいものだと実感しています。これら20本は今後も僕を鑑賞へと誘うことでしょう。


>>それでは、まず、20位から11位を...

20位・・・『ヘンダーソン夫人の贈り物』(2005/スティーヴン・フリアーズ)

IMDb


19位・・・『プラダを着た悪魔』(2006/デヴィッド・フランケル)

IMDb当ブログ内鑑賞前メモ

18位・・・『ニューヨーク・ドール』(2005/グレッグ・B・ホワイトリー)

IMDb当ブログ内鑑賞メモ未満

17位・・・『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』(2005/トミー・リー・ジョーンズ)

IMDb当ブログ内鑑賞プチ・メモ

16位・・・『LOFT ロフト』(2005/黒沢清)

allcinema ONLINE当ブログ内鑑賞メモ

(※以下、仕事が落ち着き次第ということで^^)

―さて、只今1月14日(日)の0時過ぎ。昨日昼前までに漸くあれこれがひと段落しました。それでは、15位から続けさせて頂きましょう!^^


15位・・・『ステップ!ステップ!ステップ!』(2005/マリリン・アグレロ)
IMDb公式サイト(英語)


14位・・・『楽日』(2003/ツァイ・ミンリャン)
IMDb当ブログ内鑑賞前メモ


13位・・・『弓』(2005/キム・ギドク)
IMDb

12位・・・『ハッスル&フロウ』(2005/クレイグ・ブリュワー)
IMDb当ブログ内鑑賞メモ未満

11位・・・『ブロークン・フラワーズ』(2005/ジム・ジャームッシュ)
IMDb


>>そして、「2006年度新作公開映画ベスト10」です!!

10位・・・『007/カジノ・ロワイヤル』(2006/マーティン・キャンベル)

IMDb当ブログ内鑑賞メモ未満


09位・・・『百年恋歌』(2005/ホウ・シャオシェン)

IMDb当ブログ内鑑賞前メモ


08位・・・『サラバンド』(2003/ベルイマン)

IMDb◆当ブログ内メモ>1(『サラバンド』に於ける写真の覚え書き)>2(『サラバンド』のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ)


07位・・・『クラッシュ』(2004/ポール・ハギス)

IMDb当ブログ内鑑賞プチ・メモ



06位・・・『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)

IMDb当ブログ内鑑賞メモ
>>イーストウッドが2006年に発表した「硫黄島二部作」。その双方を体験することでの重み、感慨深さに敵(かな)う映画体験は稀有なものかもしれません。
『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』双方共に、慎ましさを持ちながらも揺るぎの無いイーストウッドの視点でもって硫黄島の戦い、戦いの傷跡が見据えられ描写され、この戦いに従軍した無名兵士たち、延いては、激戦の舞台となった硫黄島への鎮魂によって幕を閉じられる映画だったと思えています。



05位・・・『ミュンヘン』(2005/スティーヴン・スピルバーグ)

IMDb当ブログ内鑑賞メモ
>>この、不穏さに支配されたパワフルな画面によって紡がれる164分の映画時間は、ここで扱われた「ミュンヘン・オリンピック事件」、「神の怒り作戦」を通して、ユダヤ人とパレスチナ人の幾世紀にも及ぶ対立、憎悪、流血の歴史の一端を観客に垣間見させ思いを及ぼさせるものと僕は思えます。スピルバーグの本作を作らずには居れなかった真っ直ぐな熱意、そして、彼自身の資質たる、映像で語り切る才気、情熱が実を結んだ映画として、僕は重みを持って受け止めています。



04位・・・『うつせみ』(2004/キム・ギドク)

**DVDヴィデオで鑑賞

IMDb当ブログ内鑑賞プチ・メモ
>>本作は、僕に取って、白昼夢のようにも、夢か現かの如しものにも受け止められた訳ですが、一方で、本作にあるものはギドクその人の葛藤や傷ゆえの有り得ない理想でもあるのでしょう。僕などは鑑賞の際は驚きをもって目を見張り、あのエンディングに耽溺しつつカタルシスを与えられてしまうばかりなのですが、鑑賞後に徐々に、この映画にあったものを通して、家庭、暴力、愛、孤独、言葉、身体といったものへの多くの問いが自分の内に生まれて来ています。



03位・・・『プルートで朝食を』(2005/ニール・ジョーダン)

IMDb
>>産みの母親に生後すぐ捨てられ、女性の心を持って成長した主人公パトリック/“キトゥン”の少年時代、成人後の母親探しの姿が、英国と北アイルランドの間に互いにテロ攻撃が繰り返され、また、北アイルランドの内部対立が繰り返された1970年代を背景に描かれる本作。アイルランドの小さな町を縄張りとする2匹のコマドリの視点によって始まり幕を閉じる御伽噺のような可愛らしさの中に、主人公が母親探しをする過程で父親/Fatherを見つけ自立に至る顛末に見て取れる寓話の如し煌めきにじわり耽溺して行けました。キリアン・マーフィー扮する主人公の青い瞳、身ごなし、存在感のフォトジェニックさを求心力にした、オープニングからエンディング・クレジットに至るまでの映像、音楽のカラフルさでも大いに楽しませてもらえました。(―余りにCG、CGした映像を要所要所に呆気羅漢と使っているあたりも強く僕の印象に残りました。ここにある云わば虚構性の強調は、おそらくは、映画が背景に持つ民族紛争が醸し出す生々しさとのコントラストとしてあるかと僕なりに思えました。)



02位・・・『イカとクジラ』(2005/ノア・バームバック)

IMDb当ブログ内鑑賞メモ
>>1986年のパークスロープ(NY、ブルックリン)を舞台に置いた本作は、バームバック監督の自伝的な要素を織り交ぜた脚本による、家族4人の分裂に伴う悲劇が喜劇的に紡がれて行く訳ですが、映画は一人の映画監督のハイスクール時代の自伝に収まって行くばかりの矮小さには収まって居らず、今に生きる者の心をも衝く寓話性とスタイルを持ち得たものに昇華されていたように思い起こします。



01位・・・『硫黄島からの手紙』(2006/イーストウッド)

IMDb
>>僕はこれまでに本作を二度映画館で鑑賞し、初鑑賞の際、二度目のいずれに於いても、一本の映画としての力強さに圧倒されてしまうばかりでした。この141分から僕が受け止めたさまざまな意味合いでの重み、痛み、遣る瀬無さ、痛恨…、そう云った、自分の中に在るさまざまな思いを今だに一括りには言い表わせずに居ます。



―という訳で、「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」は以上の如し按配になります。

昨年公開された新作映画で見逃したことを悔やんでいる映画を今思いつくままに挙げておくと、『アメリカ,家族のいる風景』(2005/ヴィム・ヴェンダース)『ニュー・ワールド』(2005/テレンス・マリック)『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』(2004/ジェームズ・L・ブルックス)『西瓜』(2005/ツァイ・ミンリャン)『レイヤー・ケーキ』(2004/マシュー・ヴォーン)等等々を含め十数本は僕の中にあります。まぁ、最早仕方がありません。幾つかはDVDヴィデオ等で、また、ほんの幾つかは何時の日かスクリーンで鑑賞する機会を持てるかもしれません。

そう、2006年は昨年にも増して素晴らしい映画と数多く出会えた一年だったと思います!
また、この2007年も素敵な映画との出会いが一つずつ叶い、それらの映画から受け止めた感銘やらあれこれを皆さんとお喋り出来ればと思っております。


〔◆「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」・完〕

by oh_darling66 | 2007-01-08 19:17 | ≪ごあいさつ≫
■〔映画雑談Vol.28〕映画中に於ける印象深い写真
~『シャイニング(1980/キューブリック)』≪→こちら≫、『ミッドナイトクロス(1981/ブライアン・デ・パルマ)』≪→こちら≫他

※3回完結予定です。


こんばんは、ダーリン/Oh-Wellです。

さて、私、少々あれこれで忙(せわ)しなく、相変わらず、個々の映画についてひとしきり顧みたり、「鑑賞メモ」などを書き纏(まと)めたりする為の一続きの時間が取れないのですが、

例えば、明日(10/20)で渋谷での公開が終了となってしまう『弓(2005/キム・ギドク)』〔◆当ブログ内関連エントリーなどは、或いは明日の昼過ぎにもう一度観る機会を持てそうなので、その2度目を観てから形にするとして、

先週の土、日に観た『ブラック・ダリア』(2006/ブライアン・デ・パルマ)『フラガール』(2006/李相日)あたりなども、そう、まとまった時間が取れ次第書きたいんですがねぇ…、幾つかの目を見張らせてくれたシーン等々の余韻が僕の中に残っている内に…。

ともかく、今回は、僕なりに軽く書き流しておけるものをエントリーしてみま~す。



*** 映画中に於ける印象深い写真・その1


●上Phは、『ベティ・サイズモア』(2000/ニール・ラビュート)


さて、上述した『ブラック・ダリア』を撮ったデ・パルマ、また、『弓』を撮ったギドク、この両者が発表してきた映画の多くには、登場人物たちが写真を撮影する場面や「写真というもの自体」が可也目に付くように思い起こします。

そう、映画の中の「写真」は、イメージを伴う時間のモザイクなどとも言えよう「映画」というものの中に、「写真」と云う時間の止まったイメージたるものがあることそれ自体が素朴に僕の興味を惹く訳なのですが、

まずは、デ・パルマ、ギドクの映画中のものを含む、僕に取っての「映画中に於ける印象深い写真」というものを挙げてみますと、



シャイニング(1980/キューブリック)』〔◆IMDb
※本作のラストに触れています。


映画のエンディング。
ここでは、ホテルのロビー続きにある、ホテル周辺の写真や来客者の写真などが沢山飾られたラウンジが映され、撮影カメラは一つの写真に寄って行く。そこには、極寒の中息絶えた主人公・ジャック(ジャック・ニコルソン)の若々しく見映えの良い姿を中心に、舞踏会に集った大勢の正装した男女の姿が収まっている。


ここにある、ジャックの生気ある表情と姿は、この前に有るシークェンス(―真夜中の迷路のような庭園で、ジャックは斧を持って息子・ダニーを追いかける…)の最後に示される極寒の中で凍りついたジャックの哀れな姿と動かぬ写真の中に在りながらも生気、歓喜を湛えた姿との視覚的コントラストでもって、まずは、僕の心を掻き立ててくれます。

その写真中には、

Overlook Hotel
July 4th Ball
1921

―との説明が添えられている。

(※余談ながら、現在、おそらく、世界中で最も流通している本作のDVDヴィデオは劇場公開時と若干異なる119分のヴァージョンを収録したものかと思うのですが、本作のオリジナル・ヴァージョンは146分にもなるらしい。これ、いつかDVDヴィデオ等でリリースして欲しいなぁ…)

ミッドナイトクロス(1981/ブライアン・デ・パルマ)』〔◆IMDb


映画の効果音録音技術者たる主人公ジャック(ジョン・トラボルタ)は、夜半、峡谷に架かる橋の上で木々が風にそよぐ音や川のせせらぐ音など、映画に使用するさまざまな自然音を集音/採録していた際に、たまたま、或る自動車墜落事故の音を拾ってしまう。その後、主人公は、雑誌に件の自動車事故を捉えた連続写真が掲載発表されているのを知り購入。


その、真っ直ぐ走ってきた車がハンドルを切り損ねて道路から川に落下するまでを納めた連続写真を切り抜きコマ撮り。そして、現像から挙がってきたフィルムを流しながら自分がマイクで拾った音と合わて行き、云わば、ミニ・ムーヴィーをこしらえて行く…。時間の止まったイメージたる写真が、コマ撮りされ、音響と整合させられ行く中で映画中にミニ・ムーヴィーが誕生するさまは、まさに、僕に取ってはスリリングそのもの…。



『悪い男』(2001/キム・ギドク)〔◆IMDb


主人公・ハンギによって歓楽街の売春婦に身を落としたヒロイン・ソナ。彼女は自分に好意を寄せる男(※主人公の弟分)に手助けをしてもらい一旦店から逃げ出すも、程無く主人公に見つけられてしまう。

2人は歓楽街に戻る前に、海辺に立ち寄る。ここで、ヒロインは砂浜の中に2枚のちぎられた写真を見つける。ここに有るのは顔の部分が切り取られた男女が一緒に納まった写真。映画は、この写真が示されてから、詩のようなファンタジー性が加わっていたように思い起こします。




『うつせみ(2004/キム・ギドク)』
→※当ブログ内の「鑑賞メモ」はこちら


主人公が不法侵入する家々の幾つかに飾られたヒロインの写真。ヒロインは、或いは、顔の知れたモデルなのかもしれない。


そして、この88分中にあるものの殆どが、そんなヒロインの写真を何と無しに見知っていた主人公が単調なビラ貼りを繰り返す中で見た白昼夢だったようにも思うのですが…。



*********

―と云った案配に、他にも、幾つか挙げて行きたいところですが、今回はここいら辺りまで。

尚、また、このテーマで思うところを書き足して行く予定です。あと、2回くらいでエントリーとして完結させたく思っています。

それでは次回!^^

(※10月21日、その1・完)



〔当ブログ内の関連エントリー〕

■〔映画鑑賞メモVol.14〕『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)& more...

1.『サラバンド』(2003/ベルイマン)鑑賞プチ・メモ
2.『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)鑑賞メモ
3.『百年恋歌』(2005/ホウ・シャオシェン)鑑賞前メモ

by oh_darling66 | 2006-10-19 19:06 | *映画雑談
■〔映画雑談Vol.27〕キム・ギドク映画に関する雑感―その2
『うつせみ(2004)』鑑賞プチ・メモ≪→こちら、および、『サマリア』(2004)、『悪い男』(2001)他ギドク映画雑感 & more...


おはようございます、ダーリン/Oh-Wellです。

いやはや、ようやく週末の土曜日を迎えられたました。^^
10月も、早、半ば過ぎと為って行きますねぇ…。

私め、今日は午後から『ブラック・ダリア(2006/ブライアン・デ・パルマ)』〔◆IMDbMovie Walker当ブログ内の関連エントリーを鑑賞予定。
デ・パルマの一ファンとして、(大それた期待などはしていませぬが^^)もう、素朴に楽しみにしています。

あと、日曜日には、『フラガール(2006/李相日)』〔◆Movie Walkerを鑑賞出来ればと思っています!

(C) 2006 BLACK DIAMONDS


(C) 2006 BLACK DIAMONDS

僕は、この『フラガール』の予告篇を映画館で何度か観ているのですが、可也勢いの乗った映画なのではないかと思えています。
僕に取っては、映画に於ける蒼井優〔◆jmdbの演技を観ることも初体験となるので、ここいら辺りも密かに^^物凄く楽しみなところです。



*********

さて

僕が今、書きまとめておきたいものの一つが、『弓』(2005)を始めとした、幾つかのキム・ギドク監督〔◆IMDb作品についてのものなのですが、まぁ、ねっちり^^としたものを書く時間もありませんので、まずは以下に、僕がこれまでにギドク監督の4作品を鑑賞した上での雑感を書き残してみます。



*********

そう、僕がギドク監督作品を映画館で観たのは、この9月から公開されている『弓(2005)』〔◆IMDbが最初、かつ、これまで唯一のもの。


『弓』の前には『サマリア(2004)』〔◆IMDbを、


そして、『弓』の後には『うつせみ(2004)』〔◆IMDb『悪い男(2001)』〔◆IMDbをDVDヴィデオで観賞し、いよいよ、ギドク監督の産み出す、その、特異、かつ、まばゆい諸作品に心奪われている昨今です。

●『うつせみ』(2004)


●『悪い男』(2001)



うつせみ(2004) 』鑑賞プチ・メモ
※以下、本作のラストに触れています。


ここまで鑑賞した4本中ですと、僕は、『うつせみ』〔◆IMDbが最も豊かな映画時間を持ち得ているように思えています。

この、孤独な主人公が単調な仕事の最中にひと時見た白昼夢のような、あるいは、横暴で自己本位な夫によって身も心も傷付けられ、絶望の果てに抜け殻のようになっているのであろうヒロインの心の奥底に弱々しく残っていた脱出願望が、家宅侵入者たる主人公の不可思議な振る舞いを目の当たりにしたことで、不意に主人公と寄り添って行くという夢に転化したかのような『うつせみ』という映画に紡ぎ出される幻想譚にも通じるような映画時間、そこに浸っての俄かには消えぬ余韻、ファンタジックな煌めきを湛えた結末が喚起する心的浄化…、

この88分の映画時間にある妙味を如何に言葉に置き換えることが出来るのかは見当もつきませんが、いずれ改めて、僕なりに本作から受け止めたものを「鑑賞メモ」等の形で纏(まと)めてみたく思っています。

―そう、少々余談めいてしまいますが、本作の韓国語原題を日本語に置き換えると「空き屋」とでも為るらしいのですが、米国マーケットに於ける“3-iron”という即物的なタイトルも中々凄いものだなと思いますねぇ…。

本作のラストに有っては、主人公とヒロインが幽体、あるいは、忍者か仙人のごとく重力と無縁になったかのような或るシーンが示される。そんなラストを持つ映画に、劇中印象的な「兇器」たる物「3番アイアン」を持って来るとは、実にギドク映画をめぐるに相応しい反語的なタイトルの付け方だよなぁ…と感じる次第です。


本作は、今年3月に劇場公開された訳ですが、うーむ、映画館に足を運ばなかったことには可也後悔の念を覚えています。まぁ、最早仕方がありません。いずれ、名画座での上映、特集上映などで、スクリーンでの鑑賞も叶うことでしょう。


*********

ギドク監督がこれまでに撮った映画は13本。(―最新作“Time”〔◆IMDb|下Ph〕は、今年5月のカンヌを始め、既に幾つかの国際映画祭などで上映され、この8月から韓国本国で公開中。尚、ギドク監督は、この映画を最後に「韓国映画界から退く」などとも発言しているようなのですが、僕は、ギドク監督は繊細と強靭を兼ね備えた映画作家だと思いますので、韓国の外でも映画を撮り続けることは可能だとは思います。ともかく、多くの映画ファンが既にご周知であろう『グムエル』の公開をめぐるギドク監督の発言以降の韓国国内での騒動が早期に終息することを素朴に願う次第です)


僕は、その13本の内のほんの4本を鑑賞した限りですが、

例えば 、ギドク監督の映画に少なからず見て取れる、露悪的な人間描写、突発的な暴力描写等々に於いては、ひりひりするような心的な痛さを覚えながらも、同時に、そこにある研ぎ澄まされ切迫した時間感覚ゆえ、心的には嫌悪を覚えながらも僕の視線は釘づけと為ってしまいますし、

また、主人公たちが絶望を経た後に、彼、彼女たちに訪れるもののまばゆさを感得出来た際のカタルシス、昂揚感は、不意に、得がたい恩寵の如しにすら思えても来る…。

さらに一つ書き加えておけば、ギドク監督独自の意匠を凝らす中で描き示される、例えば、『サマリア』(※下Ph)に於ける数多くの彫像、彫刻が配された公園での二人のヒロインのかくれんぼ的なじゃれ合い、また、『悪い男』に於いてヒロインが砂浜で見つける2枚の写真をめぐる扱い等々に僕なりに見て取れる、主人公たちの(、時には無意識な、)自分探しの姿というものにも、僕は心掻き立てられています。



ともかく、僕にとっての、『うつせみ』から得られたカタルシス、『サマリア』の粗さ(/荒さ)と洗練、そして、『弓』に於ける、聖・俗、美・醜が綯い合わさったものの果てにあっけらかんと在る神話的光景…やらを、個々の作品を顧みる中で自分なりに言い表せれば(すっきりするだろうな^^)と思えている次第です。

まぁ、僕など、まずもって、観ていないものが多数ある訳ですし、ここまでのギドク作品を如何なるレヴェルにせよ総括できるまでには至っていませんので、まずは、一作品ずつ、「鑑賞メモ」等を書きまとめて行ければと思っています。




〔当ブログ内の関連エントリー〕

■〔映画雑談Vol.25〕キム・ギドク映画に関する雑感―その1  ~『弓』(2005)、ハン・ヨルム関連プチ・メモ&more...

■〔映画雑談Vol.30〕キム・ギドク新作映画『絶対の愛』(※2007年3月公開)鑑賞前メモ他
1.キム・ギドク最新作『絶対の愛』、2007年3月より渋谷・ユーロスペースにてロードショー & 2月24日よりキム・ギドク監督作品回顧「スーパー・ギドク・マンダラ」開催!!

2.『サラバンド』(2003/ベルイマン)のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ

―& 今年最初の映画鑑賞(『ディパーテッド』)が叶いました!


>>『悪い男』、『うつせみ』関連

■〔映画雑談Vol.28〕映画中に於ける印象深い写真
~『シャイニング』(1980/キューブリック)、『ミッドナイトクロス』(1981/ブライアン・デ・パルマ)他

by oh_darling66 | 2006-10-14 10:31 | *映画雑談
■〔映画雑談Vol.25〕キム・ギドク映画に関する雑感―その1
~『弓』(2005)、ハン・ヨルム関連プチ・メモ&more...

1.9月17日(日)、『弓』(2005/キム・ギドク)を鑑賞しました~!≪→こちら
2.9月18日(月)、『山椒大夫』(1954/溝口健二)ニュープリント版を鑑賞予定です!≪→こちら



こんにちは、ダーリン/Oh-Wellです。
この秋最初の3連休、皆さん如何お過ごしでしょうか。

九州、中国地方などでは、台風13号〔◆読売新聞が猛威を奮い、大きな被害が出てしまいましたね。不幸にも、お亡くなりになられた方、被害に遭われた方に心よりのお悔やみを申し上げます。

さて、この週末に当方に頂戴しておりますコメントへのお返事が遅くなってしまっており相済みません。本日(9/18)中に追ってお返事させてくださいませ!



昨夕、『弓』(2005/キム・ギドク)を鑑賞しました。

―さて、

私め、昨夕は『弓(2005/キム・ギドク)』〔◆IMDbMovie Walkerを鑑賞して参りました。


◆上Phは、「ル・シネマ」内に展示されていた、ハン・ヨルムのサイン入りポスター。Bunkamura公式サイト内の記事「晩夏公開予定『弓』主演女優ハン・ヨルム来館!」によれば、彼女はサインと共に「『弓』は強く美しい響きのある映画です」との一文をこのポスターに書き添えている。

僕に取って、実は、ギドク監督の映画は、『サマリア(2004)』〔◆IMDb以来2本目、そして、この2本が鑑賞した全てです。

ともかく、僕に取っては、この『弓』というギドク監督の最新作は、緊迫感と心地好さが相俟つような映画時間に紡がれた、素朴に画面に浸り切れる90分として享受できたように思い起こします。


そう、『弓』で主役ヒロインを演じたハン・ヨルムは、『サマリア』(※下Ph)でギドク監督に見い出され、ヒロインの友人役で映画デビューを果たした訳ですが(―※この『サマリア』では、本名のソ・ミンジョンでクレジットされている)、


ともかくこの女優は、その顔、表情、佇まいが多くの観客に取って強いインパクトを与えるものではないかと思える次第。あの、意思の強さと優しさを同時に醸し出すような目と口元、そして、何と言うか、巧まずしての媚態とでも云ったものが、物凄く印象に残ってしまいますねぇ…。

ともかく、この、ハン・ヨルムの魅力も含め、追って、『弓』についての鑑賞メモ等をエントリーしたく思っています。


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補足)

>>ハン・ヨルム関連

◇クァク・チミン&ハン・ヨルム来日記者会見~K-PLAZA.com
http://www.k-plaza.com/news/interview/interview_20050120.html

◇キム・ギドク監督の第54回ベルリン映画祭監督賞受賞作!
「サマリア」の新星クァク・チミンとハン・ヨルムに注目~Movie Walker
http://www.walkerplus.com/movie/report/report3263.html

>>キム・ギドク関連

■〔映画雑談Vol.27〕キム・ギドク映画に関する雑感―その2
~『うつせみ(2004)』鑑賞プチ・メモ、および、『サマリア』(2004)、『悪い男』(2001)他ギドク映画雑感 & more...


■〔映画雑談Vol.30〕キム・ギドク新作映画『絶対の愛』(※2007年3月公開)鑑賞前メモ他
1.キム・ギドク最新作『絶対の愛』、2007年3月より渋谷・ユーロスペースにてロードショー & 2月24日よりキム・ギドク監督作品回顧「スーパー・ギドク・マンダラ」開催!!

2.『サラバンド』(2003/ベルイマン)のデジタル・ハイヴィジョン映像についてのメモ

―& 今年最初の映画鑑賞(『ディパーテッド』)が叶いました!


◇キム・ギドク監督「サマリア」来日記者会見~K-PLAZA.com
http://www.k-plaza.com/news/interview/interview_20050225.html

『サマリア』~いがらしみきおの映画ゾンビ(→※いつも楽しくご交遊頂いているLOVINさんに教えて頂いた、あの、いがらしみきおセンセ^^が、主に映画について書き綴っている“いがらしみきお入魂の超絶映画日乗”との副題が置かれたブログです!!)
http://www.bonobono.jp/mag/archives/2005/09/post_32.html

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3連休最後の今夕、『山椒大夫』(1954/溝口健二)ニュープリント版を鑑賞予定。

さてさて、

c0055456_1365817.jpg本日(9/18)これから、僕ら夫婦に於きます、この三連休のメイン・イヴェントたる^^『山椒大夫』(1954|※左Ph)のニュープリント上映の鑑賞に出かけて参ります!!

映画祭「溝口健二の映画」公式サイト

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補足)

◆溝口健二 没後50年 「現代に通じる」 国内再評価~読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/topics/20060915et0f.htm?from=os1
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ちゃんと良い座席を取れるよう、そろそろ家を出ます。 

それでは一旦失礼を~。

(→◆この日、無事に『山椒大夫』の鑑賞が叶いました! 今回の本作のスクリーンでの観賞は、おそらくは、10年以上前の並木座(※1998年9月閉館)で鑑賞して以来なのですが、この124分を新鮮な思いで享受できたことに幸福な思いで一杯になりました。3日経った今でも、その余韻は不意に甦って来ます。

中途半端にお喋りするのが勿体無い映画体験となりましたので、また、追って書き纏(まと)めてみます。)



by oh_darling66 | 2006-09-18 13:16 | *映画雑談