■〔映画雑談Vol.29〕今秋公開の新作映画あれこれ鑑賞前メモ―その1(後編) |
1.『楽日(2003/ツァイ・ミンリャン)』=※初公開は今年8月、現在追加上映中≪→こちら≫ 2.『父親たちの星条旗(2006/イーストウッド)』≪→こちら≫ 3.『サラバンド(2003/ベルイマン)』≪→こちら≫ >>その1(前編)は、こちら~!⇒『プラダを着た悪魔』(2006/デヴィッド・フランケル)、『ブラック・ダリア』(2006/ブライアン・デ・パルマ)他 こんにちは。 ようやく、この金曜日の仕事も片付きつつあり、心は晴れ晴れと云ったところの^^ダーリン/Oh-Wellです。 あぁ、早く帰りたい...(笑) ―さて 、今日(10/27)は或る映画をレイト・ショーで鑑賞予定。 そう、ツァイ・ミンリャンの『楽日(2003)』〔◆IMDb〕です。 タイトルに冠された「楽日(らくび)」とは、千秋楽、つまり、興行、公演の最終日を意味する言葉な訳ですが、今夜のレイト・ショーは本作の追加上映期間のまさに最終日(―尚、11月の追加上映も既に決まっています)。 *** ―この、マレーシアで生まれ台湾に育ち台湾で映画を撮って来たツァイ・ミンリャンという映画監督に関しては、 僕なども、これまでに、その名や評判はあちこちでよく見聞きして来たものの、その映画はこれまで未体験。 ある友人は、すでに『楽日』(2003)を鑑賞し、過去の映画の何本かをDVD鑑賞したらしいのですが、「観なければ実感できない味わいがあって、ともかく、俺は嵌(はま)っている」等と僕に話してくれもします。 ともかく、ここ東京に於いては、今年、『西瓜(2005)』〔◆IMDb〕、『楽日』(2003)と渋谷で立て続けに過去の作品が初公開され、追加上映もされ、それなりの集客があるようですから、まさにこの2006年は、ツァイ・ミンリャンの日本に於ける本格的ブレイクの年ということになるのかもしれませんね…。 (→◆公式サイト内公開情報) *** まぁ、兎にも角にも、昼休み以降の仕事も、このレイト・ショーを励みに頑張れそうです。^^ そう、この土、日は、『父親たちの星条旗』(2006/イーストウッド)、『サラバンド』(2003/ベルイマン)も鑑賞予定です!! ●●『父親たちの星条旗』/Flags of Our Fathers (2006/イーストウッド) ◆10月28日公開。尚、本作と同じ題材を日本軍側の視点で描いたとされる『硫黄島からの手紙』/Letters from Iwo Jima (2007/イーストウッド) の日本公開は、アメリカ公開よりも早い今年12月9日。 ◆◆『父親たちの星条旗』の鑑賞メモはこちら~! そう…、イーストウッドほど、自信をもって、しかし、それに驕ることなく映画を撮っている…そんなことを僕に感じさせてくれる映画作家も昨今それほど見当たらないように思います。 『父親たちの星条旗』〔◆Movie Walker〕に於いては、もう、イーストウッド・ファンの一人たる僕としてまず為すべきことは映画館に足を運ぶこと。そして、いざ、本編が始まる前には、できるだけ頭を白紙の状態に持って行き、無心に映画に向き合えればと思っています。 補足) ◇IMDb >『父親たちの星条旗』/Flags of Our Fathers (2006/イーストウッド) http://www.imdb.com/title/tt0418689/ >『硫黄島からの手紙』/Letters from Iwo Jima (2007/イーストウッド) http://www.imdb.com/title/tt0498380/ ◇『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』両作品の公式サイト(日本語) http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/ ◆当ブログ内の「イーストウッド関連エントリー」は、 →こちらにまとめてありま~す! ベルイマン(1918年生)の21年ぶりとなる新作長編映画『サラバンド』〔◆Movie Walker〕、 僕も、ネット上などで幾らかそのタイトルや記事等を目にしてはいたものの、その日本公開がいよいよ間近になったことを具体的に知ったのは夏の終わり頃の映画館に於いてのことでした。 ともかく、僕などはしばらくの間(、おそらくは、多くのべルイマン映画ファンの方々とも同様かと思うのですが)、あの『ファニーとアレクサンデル』(1982|※日本での劇場公開は1985年、下Ph)をもってベルイマン最後の映画なのだろうなと思って来ましたので、『サラバンド』のチラシ、ポスターなどを目にした際は改めて目の覚めるような思いと相成った次第です。 そう、私事ながら、これは、妻が物凄く楽しみにしているので(―彼女は、イーストウッドの映画を鑑賞後には何故だかあまり語らない^^;)、鑑賞後のお喋りなどは『父親たちの星条旗』よりも盛り上がるのは間違いなさそうです。^^ 補足) ◇IMDb http://www.imdb.com/title/tt0299478/ ◇公式サイト http://saraband-movie.com/ ◆当ブログ内の「ベルイマン関連エントリー」は、こちら(=女性が主人公のロード・ムーヴィー5傑)。―※まぁ、作品について具体的に触れている訳ではありませんので悪しからず^^; ―と云った案配に、 今晩に『楽日』、土日に(※観る順番は未定ですが)『サラバンド』、そして、『父親たちの星条旗』の鑑賞を予定している訳ですが、 この3日の間に目の当たりにせんとしている3作品、 個々それぞれにテーマも映画ぶりも可也異なっていそうで、おそらく、この3本すべてを観終えた際には素朴に幸福な思いに包まれていることでしょう。^^ それぞれ、一旦、あれこれの雑念を追い払い出来るだけ白紙の状態でもって、それぞれの映画に向き合えればと思っています。 ―それでは、皆さんも良き週末を~!! |
by oh_darling66
| 2006-10-27 13:14
| *映画雑談
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