■〔映画雑談Vol.15〕第78回アカデミー賞(3月5日)を楽しむ!―その1・ノミネーション&一箇月前予想篇 |
●2006年2月4日(土)=ノミネーション&一箇月前予想篇 ⇒3/5(日)◆最終予想篇はこちら! こんばんはー、ダーリン/Oh-Wellでーす! いやはや私め、1月半ば頃から仕事等々も忙(せわ)しなく、帰宅しても、DVD鑑賞ですとか、CDをじっくり聴きこむですとか、そう云った、私的な楽しみに殆ど時間を割けず、ベッドに横になって本を読んでいる内にそのまま…てなケースが多々。 ―そんな按配ゆえ、エントリーの方も、幾つか中途半端に纏(まと)まっているものは有るものの、中々実際にエントリーするまでには行かず仕舞い…。 そんな一週間ではありましたが、連日、沢山の方々のご来訪を頂け、また、数多くのTB、コメントを頂戴し誠にありがとうございます!! ・・・しかし、寒さに負けてるなぁ、しゃきっと、きりっとせねば...(^^) うーむ、マイナス36度だかの寒気団め... 負けてなるものかっ!((^^) *** 何にせよ、先刻、詰まらぬ仕事(^^)等々も切りが付きました! 明日は、今日(2/4・土)に封切となったばかりの『ミュンヘン(2005/スティーヴン・スピルバーグ)』〔>1:IMDb>2:Movie Walker|※下Ph〕を観に行く予定、僕に取って、本年2本目の劇場鑑賞映画となるはずです。 ◆◆◆◆―さてっ! ハリウッド、延(ひ)いては、映画界最大級の授賞式でありお祭りであろう、「アカデミー賞授賞式」〔>1:OSCAR.com - 78th Annual Academy Awards(OSCAR.com 公式サイト)>2:Academy of Motion Picture Arts and Sciences(映画芸術科学アカデミー公式サイト)|★公式日本語サイト>3:Movie Walker>4:Yahoo!Movies〕が後一月ほどに迫っています。L.Aのコダックシアターに於いて3月5日(米西海岸時間)開催です! 先日、1月31日には、各部門のノミネーションが発表されました。 僕は、今回で第78回目となる「アカデミー賞」の結果云々を気にすることは然程無いのですが、この一大ショー/イヴェントをTVで眺めることが一映画好きとして大好きです! 特に、ノミネートとなった作品を授賞式以前までに数本でも観ていれば楽しさはいや増すばかりかと…。―と言いましても、わが家では、授賞式を生中継するWOWOWに加入していないので、毎回、ある友人の助けを借りて、この3時間以上のショーを眺める訳なのですが...(^^) ◆◆◆◆・・・そう、 昨年、当ブログに於きましては、「第77回アカデミー賞・4者によるアカデミー賞6部門受賞予想」をしてみたのですが、今年も同様に遊んでみま~す! そう、前回同様、4人ほどによる「第78回アカデミー賞・6部門受賞予想」を、2月の20日過ぎ辺りにでもお披露目予定で~す!!(※今回、主演男女優賞などにノミネートされている『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』〔>1:IMDb>2:Movie Walker|※上Ph〕の公開が2月18日(土)ですから、まぁ、それ以降が適当かなと…。) ⇒◆2/28現在、あと、お二方の予想待ちで~す! 3/3(金)頃までに「4者による6部門受賞予想」を発表できればと思っておりま~す!! ◆◆◆◆さてさて、 僕が、今回の「第78回アカデミー賞」に於けるノミネーションを眺めて漠然と思うところの一つは、近年中ですと、『シカゴ』、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作等々と言った莫大な予算を掛けてのエンタテイメント大作の影は薄く、作家性の強い、きっちりした作り故にじわじわと観客の心を掴んでいるのであろう映画が主要部門のノミネーションに並んでいる印象があることです。 そして、各部門の候補に並んだ映画は、現時点では日本公開作もまだまだ少なく、僕もほとんどの作品を未鑑賞ながら、 今回、支持が強そうだ、勢いがありそうだ―と思える作品をあちこちで見聞きする情報の印象から挙げてみますと、 まずは、『ブロークバック・マウンテン』〔※3月4日(土)より渋谷・シネマライズにて先行上映、3月18日(土)より全国公開|上Ph〕、『カポーティ』〔※下Ph〕の2作品、 これらに次ぐ勢いを感じる作品が、野心的な(^^)映画スター、ジョージ・クルーニーが監督した『グッドナイト&グッドラック』、そして、かのスピルバーグに於いては、前作、『宇宙戦争』〔>1:IMDb>2:当ブログ内エントリー〕とは異なり(^^)、公開当初から中々評価も高い印象のある『ミュンヘン』と云ったところですね、ここまでの僕なりの印象としては…。 -------------------------------------------------------------------------------------- 〔※2/8追記〕 上述した『ミュンヘン』ですが、 先の日曜日(2/5)、妻と一緒に鑑賞して参りましたー! 今、多くを語る余裕はありませんが、僕に取っては、大充実の164分でした!(→◆2/12、『ミュンヘン』の鑑賞メモをエントリーしました!) ―言わずもがな、矢張り、授賞式前に一本でも授賞候補作品を目の当たりにしておくと、より、当日に向けて盛り上がって行くものですネ((^^) *** ―さてさて、今回の作品賞候補中で授賞式前までに日本公開となっている作品は、『ミュンヘン』、『ブロークバック・マウンテン』以外ですと、さらにもう一本『クラッシュ(2004/ポール・ハギス)』〔>1:公式サイト>2Movie Walker|下Ph〕があります。 僕に取っては、この、『ミリオンダラー・ベイビー』(2004/イーストウッド)の脚本で広く知られるようになったポール・ハギスという新進映画作家の劇場映画監督処女作『クラッシュ』には、妙に強(したた)かな存在感を感じる次第(―まぁ、初監督作品が作品賞始め6部門ノミネーションというだけでも、才気はもとより、運の強さをも感じさせてくれる訳で…)。 何にせよ、そう、本作も早目に鑑賞しておこうと思っています!(→◆『クラッシュ』の鑑賞プチ・メモはこちら~!) -------------------------------------------------------------------------------------- *** ところで、このアカデミー賞というセレモニーの雰囲気というものは、主に、演技賞にノミネートされた俳優たちの存在感、華やかさ、そして、司会者(ホスト役)によって或る色合いに染まって行くように、過去の授賞式を思い起こして感じる次第。 今回は、演技賞にノミネーションされた俳優たちに、例えば、ジャック・ニコルソン、メリル・ストリープ等と云った、いわゆる、アカデミー賞の常連顔であり、且つ、大ヴェテランといった俳優が殆ど見られないかと思います。その分、僕は、今回の授賞式の雰囲気は新鮮なものになるのではないかと楽しみにしている次第です。 ―例えば、主演賞候補、助演賞候補に並んでいる、 シャーリーズ・セロン、リース・ウィザースプーン、レイチェル・ワイズ、キーラ・ナイトレイなど等の女優たち、 また、ホアキン・フェニックス、マット・ディロン、ジョージ・クルーニー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジェイク・ギレンホールなど等の男優たち、 ―こう云った、輝かしいキャリアを掴みつつある若手スター、そして、より確固たるものを手にしたい時期に差しかかっているであろう(^^)中堅スターたちが醸し出して行く雰囲気は、さて、どんなものと為って行くのでしょうか。 *** そして、今回の司会者(ホスト)はジョン・スチュワートという人物〔※左Ph © Academy of Motion Picture Arts and Sciences〕、 アメリカではTV番組の司会者などとして広く知られているようです。 あるニュース記事では、“コメディアン”などともされていますが、あちこちのサイトでそのルックスをみる限りですと、見るからにコメディアンと云った印象は余り持てなかったなぁ...。何にせよ、結構見映えの利くタイプじゃないかと思えています。まぁ、気の利いたジョークなどを織り交ぜ、スマートに楽しく、授賞式を進行して欲しいものです。 ◆◆◆◆最後に、 ―以下に、いわゆる「オスカー主要5部門」(作品賞・監督賞・オリジナル脚本賞・主演男優賞・主演女優賞)の候補に、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞の各候補を加えて、それぞれ覚え書きとして置いておきます。(※尚、現時点での僕自身の〔受賞予想=本命〕を赤で示しておきます。まぁ、遊びに過ぎませんが、現時点で1本に絞り切れぬ部門は、本命を二つにしていま~す^^) 【作品賞】 『ブロークバック・マウンテン』〔※下Ph〕 『カポーティ』 『クラッシュ』 『グッドナイト&グッドラック』 『ミュンヘン』 【監督賞】 ジョージ・クルーニー~『グッドナイト&グッドラック』 ポール・ハギス~『クラッシュ』 アン・リー〔※下Ph・右側〕~『ブロークバック・マウンテン』 ベネット・ミラー~『カポーティ』 スティーヴン・スピルバーグ~『ミュンヘン』 【主演男優賞】 フィリップ・シーモア・ホフマン~『カポーティ』〔※下左Ph〕 テレンス・ハワード~“Hustle & Flow” ヒース・レジャー~『ブロークバック・マウンテン』 ホアキン・フェニックス~『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』〔※下右Ph〕 デヴィッド・ストラザーン~『グッドナイト&グッドラック』 【主演女優賞】 ジュディ・デンチ~“Mrs. Henderson Presents” フェリシティ・ハフマン~“Transamerica” キーラ・ナイトレイ~『プライドと偏見』 シャーリーズ・セロン~『スタンドアップ』 リース・ウィザースプーン~『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』〔※下Ph・左側〕 【助演男優賞】 マット・ディロン~『クラッシュ』 ジョージ・クルーニー~『シリアナ』 ポール・ジアマッティ~『シンデレラマン』〔※下左Ph・右側〕 ジェイク・ギレンホール~『ブロークバック・マウンテン』〔※下右Ph〕 ウィリアム・ハート~『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(2005/デヴィッド・クローネンバーグ) 【助演女優賞】 エイミー・アダムス~“Junebug” キャサリン・キーナー~『カポーティ』 フランシス・マクドーマンド~『スタンドアップ』 レイチェル・ワイズ~「ナイロビの蜂(仮題)」/“The Constant Gardener” ミシェル・ウィリアムズ〔※下Ph・右側〕~『ブロークバック・マウンテン』 【オリジナル脚本賞】 ウディ・アレン~“Match Point”(2005/ウディ・アレン)〔※下Ph〕 ノア・ボーンバッハ~「イカとクジラ(仮題)」/“The Squid and the Whale” ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ~『グッドナイト&グッドラック』 スティーヴン・ギャガン~『シリアナ』 ポール・ハギス、ボビー・モレスコ~『クラッシュ』 【脚色賞】 ジェフリー・ケイン~「ナイロビの蜂(仮題)」/“The Constant Gardener” ダン・ファターマン~『カポーティ』 トニー・クシュナー、エリック・ロス~『ミュンヘン』 ラリー・マクマートリー、ダイアナ・オサナ~『ブロークバック・マウンテン』〔※下Ph〕 ジョシュ・オルソン~『ヒストリー・オブ・バイオレンス』~(2005/デヴィッド・クローネンバーグ) 【撮影賞】 ウォーリー・フィスター~『バットマン ビギンズ』 ロドリゴ・プリエト~『ブロークバック・マウンテン』 ロバート・エルスウィット~『グッドナイト&グッドラック』 ディオン・ビーブ~『SAYURI』 エマニュエル・ルベッキ~『ニュー・ワールド』(2005/テレンス・マリック) 【編集賞】 マイク・ヒル&ダン・ハンリー~『シンデレラマン』 クレア・シンプソン~「ナイロビの蜂(仮題)」 ヒューズ・ウィンボーン~『クラッシュ』 マイケル・カーン~『ミュンヘン』 マイケル・マッカスカー~『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』 ―はてさて、受賞結果はどうなることでしょう! ◆上Phは、第75回アカデミー賞に於ける主演賞受賞の二人。(―左:主演男優賞受賞エイドリアン・ブロディ、右:主演女優賞受賞ニコール・キッドマン) |
by oh_darling66
| 2006-02-04 23:55
| *映画雑談
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