excitemusic

皆さま、本日のショーにお集まり頂きありがとうございます、ダーリン(darling)です。今後も僕を喜ばせてくれるもの、心地良くしてくれるものを探求してみます。皆さま、ごゆっくりどうぞ。
by oh_darling66
ICELANDia
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
*索引(さくいん)
*おしらせetc.
6月25日更新

**今月、ようやくにして、2回目の更新です(^^;

●鶴岡八幡宮・舞殿

今回は、先日訪れた六月中旬の鎌倉についての雑感を、そして、鎌倉と言えば小津安二郎、小津映画と言うわけでもあり、ここいら辺りについても少々ゆるりだらりと^^書いています。
≪→こちら!




6月7日更新

**さて、6月最初の御挨拶を…。

そう、そろそろ夏休みの予定などを漠然と考え始める頃ですよね。今年は南国に行きたいなぁ、9月以降の安く行ける時にでも^^ ≪→こちら!


●バリ島の寺院にて

●『アコークロー』・・・6月16日公開


4月21日更新

**さて、久々の更新です。
今回は、上映最終日(4/6)にようやく鑑賞が叶った『叫』(2006/黒沢清)についてゆるゆると鑑賞メモを書きまとめてみました~。お暇なおりに眺めて頂ければ幸いです~
≪→こちら!


3月17日更新

**さて、この3月ようやくにして^^ふたつめのエントリーは、『ディパーテッド』(2006/スコセッシ)の鑑賞メモです!
≪→こちらから!
当方の「オスカー受賞予想結果」なども併せてエントリーしましたので、お暇なおりに眺めて頂ければ幸いです~!≪→こちら~!



2007年1月14日

**本日未明、中途半端なままに為っていた「2006年度新作公開映画ベスト20~ダーリン/Oh-Well篇」をようやく完結させました!≪→こちら!


2006年12月18日

**昨日、途中まで書いてアップしておいた『イカとクジラ』の鑑賞メモですが、今朝、完成させました~! 師走に相応しい「走り書き」^^レヴェルのものに過ぎませんが、お暇なおりにでも眺めて頂ければ幸いです~。
≪→こちら~!



各種サッカー試合中継等は、こちら〔◆TV日刊から検索できます。


以前の記事
カテゴリ
検索
最新のトラックバック
*いつも感謝、感謝であります!

【リンク集】

映画・音楽・道楽etc

★放蕩研究所
☆帝都熱烈音盤解放戦線
★尾崎紀世彦ワールド研究室
☆かたすみの映画小屋
★「クリント・イーストウッドを語る」
☆「隅から隅まで寅次郎」
★「デヴィッド・ボウイの部屋」
☆小さいながらも楽しい我が家
★DAY FOR NIGHT
☆ROLLING LIFE
★風に吹かれて-Blowin' in the Wind-
☆東京風流日記
★TA EIΣ `EAUTON(うーブログ)
☆ふにゃふにゃやん
★HAPPY MUSIC
☆本と映画と音楽と・・・お酒が好き
★貴乃助の館
☆キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~
★じゅんたろうレター
☆cococo
★一杯のcafedinho
☆Audio-Visual Trivia for Movie & Music
★どかでら日記
☆きまぐれダイアリ~
★なんでもreview
☆「アソブネスタイル」
★夢幻翠星 -Veraster-
☆こっちゃんと映画をみまちょ♪
★Aloha Days
☆桜色日記
★travelyuu とらべるゆうめも MEMO
☆Akira's VOICE~映画と本の感想ブログ
★Caroli-ta Cafe
☆ChaChaのベランダーズ ! GoGo !!
★kaoritalyたる所以
☆CHONのアポヤンド的日々
★映画を観る女。
☆ラムネっちシアター
★Talkin' about Stones
☆極楽三十路生活賛歌
★終日暖気
☆LOVINのおセンチな日々
★LACK OF WORDS つれづれに英語で、、、ときどき道草
☆ベルの映画レビューの部屋
★七転び八置き日記
☆Dead Movie Society★映画三昧★
★メタルの棚
☆お茶の間オレンジシート
★航  海  記
☆目の中のリンゴ
★憔悴報告
☆セルロイドの英雄
★銅版画制作の日々
☆或る日の出来事
★映写室からのつぶやき
☆Subterranean サブタレイニアン
★本音~映画と本と私の日常
☆小部屋日記

BlogPeople
(◆リンク集・PartII)

★The Rolling Stones
☆IORR(It's Only Rock'n Roll The Rolling Stones Fan Club)
★三船敏郎
☆Clint Eastwood is DIRTY HARRY
★加山雄三 オフィシャルウェブサイト
☆RAMONES.COM
★RAMONES SPECIAL SITE(WARNER MUSIC JAPAN)


映画情報・マスコミ

★IMDb
☆日本映画データベース(jmdb)
★allcinema ONLINE
☆goo 映画(タイトル・人物個別検索etc.)
★CDNOW
☆AMG(All Media Guide~Music,Movies,or Games)
★The Criterion Collection
☆読売新聞
★TV日刊


映画上映スケジュール

★Movie Walker
☆シネマスクランブル


映画館etc

★TOHOシネマズ(六本木ヒルズ他)
☆新宿バルト9
★日本映画専門チャンネル
☆東京国立近代美術館(※フィルムセンター情報を含む)
★東京都美術館
[その他情報]
★goo 天気(日本)
☆goo 天気(世界)
★MapFan(地図情報)


【極私的お薦め】

※「嵌まると危険度」を極私的(^^)にランク付け(*1個~*5個)

★あなたに映画を愛しているとは言わせない
(***)
しょこたん☆ぶろぐ(****)
★仲代達矢公式ウェブサイト(***)
☆Kawori's Chronicle 眞鍋かをりのここだけの話
(***)
★Monkey Banana(*****)
お気に入りブログ
ライフログ
再鑑賞/再読したい
手に入れたい^^;
お気に入りあれこれ
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

アクセス解析

◆ 田宮二郎に捧げる-≪白い巨塔(映画版&TV版)≫
◆ 田宮二郎に捧げる-≪映画全般・TVドラマ全般≫は、こちら


『白い巨塔』…

田宮二郎はふたつの『白い巨塔』に於いて、

「財前五郎」
―という傑出したキャラクターをものにした。

それは、田宮二郎、その人自身が「自らの代表作」とも口にした、
いまだ魅力の色褪せぬ映画であり、TVドラマでしょう。

◆ 田宮二郎に捧げる-≪白い巨塔(映画版&TV版)≫_c0055456_6532929.jpg僕に取って、

彼の最後の主演作であり遺作と為ってしまった『白い巨塔』(1978―1979/全31話/フジテレビ)をここで端的に、的確に言い表すことは中々難しい。

さてそこで、

田宮二郎に捧げる≪白い巨塔(映画&TVドラマ)≫の始めに、

大映時代の田宮二郎が主演した『白い巨塔』(1966/山本薩夫
について僕が以前に纏(まと)めたものを御披露目いたします。






権威の冷たさに似た温度感の希薄さ…

***ネタバレ注意

ここ劇中群像劇の温度感の希薄さは出色だ。それは国立大学医学部、延いては権威の体質を良く反映したものでもあろう。

この映画を端的に、あるいは詳細に語り尽くす遑は無いが、“白い巨塔”なる、大学病院という象牙の塔を巡る、医師たち、医師の家族、患者、裁判に関わる人々のエゴイズムが醸し出す閉塞の空気感、劇中一貫した冷え冷えとした質感、世界観は、白黒、明暗のコントラストが強い映像の印象と相俟って忘れ難い。

◆ 田宮二郎に捧げる-≪白い巨塔(映画版&TV版)≫_c0055456_6491440.jpg実に多くの人物が画面に出入りする映画であるが、キャラクター造形が簡潔(※残念ながら原作を読んでいないがゆえ“的確”か否かの明言は避けたい…)さに収斂しながら、しかし、画面に登場する者たちの人物像をきっちりと観る者に印象付ける。
その群像劇は正にあれよあれよの150分。過剰感や混乱を観客に抱かせる事など無くドラマとイメージが紡がれて行く…。

田宮二郎によって姿かたちを得た外科医たる技量と自信に満ちた財前五郎のキャラクター性は、劇中一貫して迫力、魅力がほとばしり、僕の視線を奪い、心を掻き立て陶酔させて行く。


財前はある癌患者への検査を怠り死に至らせてしまう。
一人の保険患者の死を前にしても、教授選を争う最中の財前には自らの誤診、怠慢を謙虚に省みる余地など生じない。

教授の地位、権威の座に囚われる財前を演じる田宮の強靭なイメージ、一貫するフォトジェニックさには惚れ惚れするばかり。
正に、田宮演じる財前五郎在ってこその『白い巨塔』という映画の肌理、質感だと信じる一方、大雑把な言い方にとどめるが、滝沢修演じる東都大学(※所謂「東大」を暗喩)教授船尾の品格有る、しかし魔王の如き尊大さこそ、日本医学界なるところの権威体質や諸々の病根を垣間見せ、延いては映画に深みを与えるものに違いない。

―兎も角、映画後半部の核となる、所謂“誤診裁判”を締め括る、裁判官による鑑定証人尋問に立った船尾教授の証言が為される数分程に亘ってのシークェンスは、滝沢修の演技を擁しての緊張感に漲っており、映画中の圧巻部だと思う。

滝沢扮する船尾の答弁、証言は、鋭利でたゆまぬものだが、その国立大学医学部、延いては日本医学界の一象徴たる姿、知性と品格ある、しかし、ひ弱さの欠片も無い姿から放たれる気迫、迫力は、結局は“冷たさ”に収斂して行くように思う。それは権威(機構)そのものに似ているのかもしれず、それゆえ忘れ難い…。

船尾の答弁、証言は、その終いに架けて強度とスリリングさを増す。
財前の非(※誤診)を責め、医師としての良心の欠如を強い語調で諌(いさ)めながら、物凄い高みに問題をすり替え、国立大学医学部という船尾自らが在る場を守り抜くために、教授職に留まることすら危うくもあった財前を救うのだ…。

証言を終えた船尾の顔は鬼とも魔王とも形容したくなる尊大さが良く立ち現れてもいよう。

<※後日、加筆予定>



◆皆さん、

ここに於きましては、
田宮主演の『白い巨塔』(※映画版、および、TVドラマ版)へのお喋りを
お気軽に書き込んでください!!

by oh_darling66 | 2005-03-20 06:01 | 〔2〕白い巨塔(映画版&TV版)
<< ◆ 田宮二郎に捧げる-≪映画全... ※ここ(田宮二郎に捧げる)には... >>