■ テレサ・ライト(1918―2005)に捧げる |
こんばんは~。(^^) さて、当ブログに於いて、 12日に、「新カテゴリー登場」の予告篇(^^)を、 13日に、その三つの御披露目を、 それぞれさせて頂きました。 今後とも、この三つの遊び場では、 恋愛映画、青春映画のお喋りやご感想、 映画の上映情報・BS等での放映情報・探し物・自慢話、 はたまた、B級映画ネタ、 ―など等を運営者にお気兼ねなく書き込んでくださいませ~。 ********* さて、 「新カテゴリー登場」の予告をさせて頂いた際にお示しした画像のひとつに『打撃王』(1942/サム・ウッド)があります。 先週3月6日(米国現地時間)、本作『打撃王』のヒロインを演じたテレサ・ライトが亡くなりました。 ここで、この、おそらく気取らぬ愛らしさを纏(まと)っていたがゆえに、僕ら映画ファンの心を長く惹きつけて来た映画女優を僕なりに追悼させて頂きます。 気取らぬ愛らしさを纏(まと)った映画女優 2005年3月6日(※米国現地時間)、テレサ・ライトが心臓発作のため米国コネティカット州の病院で逝去した。 1940年代、1950年代の出演作に於ける彼女の演技、画面上の清々しく愛らしい姿は多くの人を虜にしてしまうだろう。 特に、『打撃王』(サム・ウッド)、『ミニヴァー夫人』(ワイラー)に出演している1942年を核に、 ベティ・デイヴィスの娘役を演じた『偽りの花園』/“The Little Foxes”(1941/ワイラー)、 彼女の少女性と少女から一人の女への心的変遷が、僕にとっては、強いインパクトを残す『疑惑の影』(1943/ヒッチコック)、 ―など等と云った諸作に出演しその多くがオスカー候補にもなった、1941年から1943年頃の輝きは、彼女の偉大なキャリア中に於ける不滅の輝きなのだと思う。 (※『偽りの花園』で助演女優賞候補、『ミニヴァー夫人』で助演女優賞獲得、『打撃王』で主演女優賞候補) 彼女の訃報が多くのファンに哀しみをもたらしたであろう事は僕が言うまでも無い…、 しかし、彼女の主演作、出演作は、少なからぬタイトルをヴィデオやDVD等で鑑賞することが出来る。いま、テレサ・ライトの多くを文章、形にする余裕は無いが、後日、この、若かりし頃から凛とした愛らしさを湛えて多くのファンに愛されて来た大スターに触れさせて頂きたい。 僕にとっては、2年前の「第75回アカデミー授賞式」で歴代のオスカー受賞者の一人として壇上に晴れ姿を見せてくれた時が彼女の姿を目の当たりにした最後になってしまった。晩年まで、どこか少女の清々しさをほんのり纏(まと)っていた女優、女性だったように思う。 1918年生まれ、享年86歳 ここに、深い哀悼の意を捧げたい。 補足) ※追悼文中 ◆左Phは『疑惑の影』(1943/ヒッチコック) ◆右Phは『打撃王』(1942/サム・ウッド) ■テレサ・ライトのフィルモグラフィーはIMDbを参照。 |
by oh_darling66
| 2005-03-17 19:41
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